菅田と永山のさすがの演技に見入る展開に
偶然バスに乗り込んでしまった整と、事件の首謀者の我路。自分のことを「うざい」と言わなかった我路に何か特別なものを感じた整は「今度、うちに遊びに来てくれる?」と誘い、我路も「不起訴になったらね」と答えていた。
我路が行方をくらましたことで叶えられない約束になったかに思われたが、物語はまだ続いた。普段はバスを使わなかった安珠の行動に疑問を抱いていた我路。安珠が生前に書いたハガキの存在を知った我路は、そこに「ジュート」という名前を見つけ、その人物を探すことに。
幾重もの驚きの展開が続いたなかで、菅田と永山の静かな演技が光った。冷静に、だが最愛の妹のために行動する我路を、抑えた声のトーンで演じた永山。淡々とではあるが、ハッとする言葉を紡いでいく整を好演する菅田。両者の存在感が際立った。我路は整のことを「似てる気がするんだ…」と言っていたが、ぱっと見では違うと思えるのに、どこか通じ合った2人の空気感を生み出していた。
Twitterのトレンドではタイトルが上位に入ったほか、「ガロくん」「我路くん」もトレンド入りし、注目された。2人が再会する日を楽しみに待ちたい。
次回、第4話は1月31日(月)に放送。爆破予告事件が連続で起きる。そんななか、整が雨の中を食事に出かけると、見知らぬ男(柄本佑)に声をかけられた。しばらく会話を交わした整は、男が記憶を失っていることに気づく。
(文=ザテレビジョンドラマ部)