タイトルにちなんで、自分自身を「〇〇者」と発表するコーナーでは、有村は「緊張しやすい者」と回答。「小心者ですね。割と堂々としているように見られがちなんですけど、すごく手汗をかきますし、撮影は眠れないですし、常にドキドキしっぱなしです」とその理由を説明。
最後は、「この作品が多くの方に届いて欲しいとは思わないんですけど、観ていただいた方の心に残る作品になってほしいなと思います」と有村。
そのうえで、「緊張感のある状況の中、わざわざ映画館に足を運んでくださる方がいると言うことだけでも嬉しいですし、この作品を観て、人を救う、人に寄り添う、人をゆるすということを改めて向き合って考えてくださる方が増えたら幸せだなと思います」とし、「伝えたいことはたくさんありますが、あとは観ていただく皆さんに委ねたいと思います」とメッセージを送り、舞台あいさつを締めくくった。
本作は、原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画を実写化したもの。昨年11月に連続ドラマとして放送・配信され、1月28日(金)に映画版が公開され、全国公開中。有村は、不器用なほど真っ直ぐで、お茶目なユーモアもあるが、実は過去に秘密を抱えている保護司・阿川佳代を演じている。
取材・文=田中隆信
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