「4号警備」出演中の阿部純子『休憩中は甘党の窪田(正孝)さんとお菓子の品評会』
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」('16年NHK総合)、「好きな人がいること」('16年フジ系)など、出演作が続く阿部純子が、「4号警備」(NHK総合)に身辺警護の警備員・上野由宇役で出演中。そんな彼女が、現場の裏側&プライベートをたっぷりと語ります!
――まずは、今回演じている上野由宇という役をどうとらえていらっしゃいますか?
由宇は第2話でストーカー犯に夢を踏みにじられてしまう…という挫折を味わっています。でも、元々は気が強くエネルギッシュなので、人を守るということを通して、トラウマを乗り越え、どんどん強くなっていく女性だと感じています。
――会見では、共演する窪田正孝さん、北村一輝さんのことを「優しいお兄ちゃん&お父さん」とおっしゃっていましたね。
お二人には助けていただくことばかりです。私もアクションに挑戦することがあるんですが、今までアクションをたくさん経験されていらっしゃるお二人がアドバイスをしてくださるのですごくありがたいです。休憩中は、甘党の窪田さんと私が持ち寄ったお菓子を食べて、品評し合ってます。北村さんは甘いものが食べられないので、そのときは遠くからじーっと見ていますね(笑)。北村さんからは、料理のレシピを教えてもらうこともあります。撮影後においしいお店に連れていっていただくこともありますし、現場はとても楽しいです!
――毎話、ゲストの方が出演されていますが、第2話では、由宇のストーカー役で出演したスピードワゴン・小沢一敬さんの演技も話題になっていました。
皆さんご存知の通り、本当に面白くて気さくな方なんです。カットがかかるたびに冗談を言ったり、突然「ストーカーしてごめんね」と言いだしたりするんです(笑)。カメラが回ると本物のストーカーのようで、そのスイッチの切り替えには驚きましたし、思わず笑いそうになるのを抑えるのに必死でした(笑)
――演じている由宇の今後の見どころは?
第5話(5月6日[土]放送)では、壇蜜さんがDV夫に苦しめられる役で出演されます。由宇は、窪田さんと北村さんが警護するのとは少し異なって、優しく包み込むように寄り添い、女性だからこそできることを頑張っています。今後、最終話に向けて、由宇はトラウマを乗り越えていき、どんどん明るく強くなっていくと思います。その成長する姿を見守っていただけたらうれしいです。
この作品は、アクションだけじゃなくて、トラウマとか家族の再生とか、人間ドラマがたくさん描かれています。由宇だけじゃなく、出演する皆さんの人間模様にも注目してください。
――では、プライベートの話題を…最近の趣味は何ですか?
主に移動中ですが、本を読むことが多いです。最近は池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」とか西加奈子さんの「サラバ!」を読みました。今は、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んでいます。本を読むことで、会社の中の人間関係とか、自分が経験していないことや、その立場の人の感じ方が分かるので、お芝居のアプローチの仕方も広がっていく気がします。
――オフの日は何をして過ごしていますか?
友達の家に手料理を持ち寄って、レシピを教え合ったりする“ご飯パーティー”をよくします。友達が作ってくれることが多いんですけど、私も料理が好きで、おいしく出来ると友達が褒めてくれるのが、すごく気持ちいいんです!
――最近作ったオススメ料理は?
シメジとエノキの炒め物です。お醤油とみりんを入れて、ちょっと辛子を足したらすぐにできちゃいます。お酒にもご飯にもピッタリです! すごくおいしくて簡単なので、みんなにも好評でした。
「4号警備」
毎週土放送 夜8.15-8.45
NHK総合にて放送
監督=石塚嘉ほか/脚本=宇田学/出演=窪田正孝、北村一輝、阿部純子、賀来賢人、濱田マリ、高木渉、神戸浩、久保田紗友、麿赤兒、木村多江、片岡鶴太郎ほか
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