長谷川博己&綾瀬はるか「八重の桜」ぶりに共演!映画「はい、泳げません」6月公開決定
長谷川博己が主演を務め、綾瀬はるかと共演する映画「はい、泳げません」が、6月に公開されることが決定した。綾瀬主演の大河ドラマ「八重の桜」(2013年、NHK総合ほか)で夫婦役として共演していた2人だが、映画では本作が初共演。それぞれ“泳げない男”と“泳ぐことしかできない女”を演じる。
“泳げない男”を巡る希望と再生の物語
長谷川が演じるのは、大学で哲学を教える小鳥遊雄司。水に顔をつけることも怖く、水を避けてきた雄司だが、ひょんなことから水泳教室へ通うことに。そのプールの受付で強引に入会を勧めたのが、綾瀬演じる水泳コーチ・薄原静香だった。カタブツで泳げない男と、不器用で泳ぐことしかできない女による、希望と再生の物語が描かれる。
原作はノンフィクション作家、高橋秀実の同名著書。映画「舟を編む」(2013年)を手掛けた渡辺謙作が監督・脚本を担当する。また、イラスト版ティザーポスターもお披露目され、こちらは新潮社「Yonda?」のパンダでも知られる、及川賢治と竹内繭子によるイラストレーターユニット・100%ORANGEがデザインを手掛けている。
情報解禁に伴い、長谷川、綾瀬、渡辺監督のコメントも公開された。
長谷川博己コメント
――撮影を終えた感想を教えてください。
役柄としてもこの作品に向き合うことにしても身体と思考をフル回転させて臨まなければならないものでしたが、最終的にその疲れは心地のよいものでした。渡辺監督とは創作過程でぶつかることもありましたが、この作品を作るにあたって必要なことだったのかもしれません。
「映画を作る」という行為は、様々な試練や衝突、そして自問自答を繰り返しながら作っていくものなのだと改めて実感した現場であり、それがどこかこの映画のテーマともつながって見えました。
――綾瀬はるかさんとの共演についてはいかがですか?
大河ドラマの八重の桜から7~8年ぶりの共演でしたが、滞りなくお互い役柄として向き合えましたし、益々華やかさや大らかさが増して素晴らしい女優さんになられたな、と感じました。
今回の静香コーチの役は彼女の持ち前の天使的とも言える存在感がマッチしていてとても印象的で作品に深みが増しました。
――公開へ向けて、メッセージをお願いします。
この映画は水の中に潜む『記憶』と『再生』の物語だと思います。
生きることと泳ぐこと、似ているようで似ていないこの二つの行為を通して人生の辛さや楽しさ、全てをひっくるめて素晴らしいと実感できるような、得も言われぬ感動がある作品になると思います。
ぜひご期待ください。
2022年6月全国公開予定
配給=東京テアトル、リトルモア
出演=長谷川博己、綾瀬はるか
監督・脚本=渡辺謙作
製作=東京テアトル、U-NEXT、ホリプロ、ヒラタオフィス、リトルモア
製作プロダクション=リトルモア
(C)2022「はい、泳げません」製作委員会