緒方恵美が明かす、“乙骨憂太”への思いと自身にかかっている“呪い”「ずっと14歳の心を持っていなければいけなかったこと」

2022/02/04 07:15 配信

映画 アニメ インタビュー

「(花澤香菜さんは)鳥肌が立つくらい素晴らしいお芝居だった」

劇場版 呪術廻戦 0(C) 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C)芥見下々/集英社

――役作りに関しては、スタッフ陣とも話し合ったということですが、演じた上で感じる、乙骨というキャラの魅力は?

基本的にポンコツですけど、とても人に優しい子です。呪霊となってしまった里香ちゃんが自分についている。その里香ちゃんの力で周りの人が呪われてしまうところを見て、「自分が動かなければ人を傷つけることはない」と自分で自分を閉じてしまった。彼が人に近寄らないようにしているのは、人を思っての行動です。里香ちゃんに対しても、彼自身ははらいたいと思ってはいません。優しい人だなと感じます。

――その祈本里香を演じるのは、人気声優の花澤香菜さんですね。

彼女は非常に優秀な役者さんですし、乙骨との幼少期のシーンは問題なくいい演技をしてくれると楽しみにしていました。一方で、呪霊はどのような感じになるのだろうと。キレキャラも上手な人ではありますが、あの呪霊の姿にどんな声をつけるのか、現場に行くまで想像もつかなかったです。里香ちゃんが戦いの中で言う「大好きだよ」というセリフのアフレコを、私はロビーで聞いていたのですが、鳥肌が立つくらい素晴らしいお芝居でした。

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