関ジャニ∞・丸山隆平が主演を務めるブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の公開ゲネプロと取材会が、東京・EX THEATER ROPPONGIにて2月3日に行われた。今作が4年ぶりの舞台主演で、ミュージカルは初挑戦となる丸山と、丸山演じるヘドウィグの恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハク役を務めるさとうほなみが、本作への思いや互いの印象を語った。
1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、少年ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語はヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌とともに、一人語りで進行していく。
公開ゲネプロ直前に行われた取材会に、「すごいわね~。たくさん集まってくれてるわ」と丸山は自身が演じるヘドウィグのスタイルと口調で、さとうもイツハクの姿で登場。
続けて本作への意気込みを聞かれた丸山が、「手ごたえは、やっぱりお客さんが入ってからかしらね。よろしくお願いしますって感じ」と答えると、思わずさとうは「えっ…ずっとその感じで…?」とつっこみ。丸山は「えっ…やだっ!」と照れた様子を見せ、早々に会場を盛り上げた。
今回、念願のヘドウィグを演じる丸山。現在の姿について聞かれると、「やっぱりプロの技術ってすごいなって感じています。メイクをしていくうえで、ヘドウィグへと気持ちを持ち上げてくださる。衣装ももちろんそうなんですけれど、セットもね。それに助けられて、支えられて成り立っているなと実感しています」と感慨深い様子で明かした。
また、「境目がちょっと分からなくなってきちゃって、舞台が終わった時にどうなってるのかなって」と不安をにじませるも、「裏とかでこの格好になって、年上の男性スタッフの方に『きれいだね』って言われると、えっ…ちょっと待って…!(笑)ってなっちゃうので、分からない自分の部分が生まれ始めてるのかもしれないです」と舞台裏でのエピソードを楽しそうに語った。
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