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鈴木愛理、レギュラー番組で知ったアニソン歌手のすごさを語る「自分の声色を変えて、曲に適合させて遊んでいるように歌う人が多い印象です」<インタビュー>

2022/02/06 11:00

3rdアルバム『26/27』をリリースした鈴木愛理
3rdアルバム『26/27』をリリースした鈴木愛理 ※ザテレビジョン撮影

「“10年前に知っていたらリアルタイムで追えたのに!”って後悔しています」


――「アニソン神曲カバーでしょdeショー!!」の方はいかがでしょうか?

「アニメと漫画はハマってしまうと自分で分かっていたので、仕事に支障が出そうだから見ないようにしていたんですよ。ハマると仕事以外の時間が浸食されちゃうから、もったいないなと思って遠ざけていたんです。で、予想通り見事にハマりました(笑)。

私、韓国ドラマって1時間半くらいやるから見ていられないんですよ。「私はこの1時間、ソファーに座りっ放しでいいのかな?」って考えちゃって。

でも、アニメは20分ちょっと。「お風呂が沸くくらいだな。待っている間に見ちゃお!」って感覚で見られちゃうんですよね。で、気が付いたら5時間くらい…。

アニメを見るために有料コンテンツにも加入しちゃいました。ソファーに座っているちょっとした時間もアニメ。次の日もオフだったら朝まで見ちゃう。何なら続きが気になるときはテレビからスマホに移行して、お風呂の中でマッサージをしながら見ています。

おかげでお風呂に入っているのに副交感神経が優位にならなくて、交感神経が刺激されているから興奮しっ放し。「寝不足になるけど、仕事にも関係しているからいっか!」みたいな毎日です(笑)。

――アニメにハマったのは番組がきっかけなんでしょうか。

完全に番組きっかけですね。私、本当にアニメが好きみたいで。「アニソン神曲―」の番組が始まる前に、「鬼滅の刃」でアニメ界にちょっと足を踏み入れて、「僕のヒーローアカデミア」でどっぷり浸かっていたころに、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」のお仕事をすることになったんです。

もうその辺りから、私のアニメ街道は始まってましたね。なので、「アニソン神曲―」のお話がきた時は自分の中でアニメが燃え盛っている時で、本当にタイムリーでしたね。

今では京アニ(京都アニメーション)さんとか、アニメの製作会社さんから好きになっちゃってます。京アニさんの環境音はここから聞こえてくるとか、コアな話を聞くのも好きです。気になってしまって、京アニさんの作品を観に行く時は映画館にもこだわったりしました。

「まどマギ(魔法少女まどか☆マギカ)」も大好きだし、「化物語」にもちょっと興味があって、自分の持っていたアニオタとしての才能が開花した感じです(笑)。今は「ラブライブ!」に一番ハマっていて、「10年前に知っていたらリアルタイムで追えたのに!」って感じで後悔しています。

「オーイシさんに楽曲提供をしていただくのが1つの夢ですね!」


――「アニソン神曲カバーでしょdeショー!!」で、勉強になっているなと感じることはありますか?

歌い方が勉強になります。私の知らない世界があったんだって。ソロアーティストになった時、自分に引き出しが少ないと思っていたので、個性がないことをあえて「カメレオン」と言っていたんです。“いろいろな歌声に挑戦する=カメレオン”ってテーマで、ソロ活動がスタートしました。

でも、アニソンシンガーの方って、それができるのが基本なんだなっていうことを番組を通じて感じたんです。自分の声色を変えて、曲に適合させて遊んでいるように歌う人が多い印象です。

「待って待って、いっぱいいた! 私、カメレオンとか言っちゃって恥ずかしい!」って素直に思いましたね。でも皆さん声の使い方が上手なので、「こういうふうに歌ったら、こういうキーが出るんだ」「こういう感情表現ができるんだ」って毎回勉強になっています。

――アニソンでは、キャラクターの声のまま歌う方もいらっしゃいますもんね。

信じられないですよね。皆さん簡単そうにやっているから、自分でもできるかと思いきや、実際にやって見ると「え?」みたいな。よくその声を保ったまま低音が出せますねって。匠の技ですね。

家に帰ってから、あの人のように声を出したらどうなるんだろうっていうのを1人でやったりしています(笑)。1人で録音して分析してるんです。自分が思っているより、意外と声が変わっていないなとか、低い声が意外にイケてるなって。

――今後の楽曲制作に生かせそうですか?

この自分のオタクな感じを、どうやって人に伝えたらいいのか(笑)。私だけなんですよ、周りでアニメにハマっているの。「アニソン神曲―」で共演しているオーイシマサヨシさんが作られる楽曲の世界観が大好きなので、オーイシさんに楽曲提供をしていただくのが1つの夢ですね!


取材・文=宮澤祐介

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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26/27 (初回生産限定盤A)
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鈴木愛理 (アーティスト)
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