脚本家・福田靖コメント
木村拓哉さんとのお仕事は3作目ですが、これほどご本人とディスカッションして作っていったドラマは初めてです。驚いたのは、今までは木村さんが“太陽”で、周りの登場人物たちは“月”だったのに、今回は木村さん自ら“月”になりたいと思ってらっしゃっていたこと。自分の口からそうはおっしゃいませんでしたが、僕は木村さんとの会話の中でそう解釈しました。
このドラマで木村拓哉さん演じる主人公・桐沢祥吾が放つのはキラキラしたまぶしい光ではありません。月の、その陰りのある美しさに魅入ってしまうような光です。僕もまだ見たことのない光です。
横地郁英(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー)コメント
木村拓哉さんと脚本・福田靖さんの強力なコンビによる新しいドラマが4月から木曜9時に登場します! 高校ボクシング部を舞台にしたこのドラマで、この春、新しい風を吹かせていきたいです。
主人公のコーチ・桐沢はいろんなことが重なり、どん底にいますが、ボクシングというスポーツを通して、先生、生徒たちと激しくぶつかり合い、どこに向かっていくのか。いつまで経っても、落ち着くことができない今の時代だからこそ、泣き笑いがありながらも、見た後、元気が湧いてくるようなドラマを作っていきたいと思います。ぜひ毎週ご期待ください。