白夜が持ち前の観察眼で狂犬病と診断する
AIはヘルペス脳炎という仮説を立てたが、白夜は「誤診を正します!」と診断を真っ向から否定。カンナが狂犬病である、と見抜いた。
カンナのグラビア写真を何枚も見比べた白夜は、狂犬病に感染したコウモリがいる海外での撮影があったことや、水や光る物に過敏に反応し怖がっていたこと、頭痛、発熱、不安感、錯乱などの症状から特定したのである。AIは日本で狂犬病が50年以上発生せず想定しにくいケースだったのと、操作する人間が薬物中毒などの偏見を加えたことで正確な診断が下されなかったのではということになった。
視聴者はSNSに「白夜すごい!鋭いな」「狂犬病…怖い怖い」「コウモリから狂犬病!?知らなかった…」と感想を寄せ、白夜の診断に驚いた。
腹部が激しく痛む子どもの病名診断を迫られる
次週、第6話は2月21日(月)夜10時に放送される。
ライバルであるAI診断チーム・JMAとの診断対決に勝利したものの、依然として解散の危機に立たされているCDT。万が一解散となれば院内にメンバーの居場所はなく、チーム内には不穏な空気が漂う。そんななか、夏樹(勝地涼)はJMAで心臓外科医として働く元同僚から、外科医としてまた一緒に働かないかと誘われる。
時を同じくして、白夜もJMA代表の藤島(安井順平)の自宅に招かれ、JMAへの移籍を持ちかけられる。同席した将貴(柄本佑)はその真意を聞き出そうとするが、次の瞬間、廊下に晴汝(岡崎紗絵)の悲鳴が響き渡り、駆けつけると、藤島の息子・誠(青木凰)が階段から転落し、意識を失っていた。
誠はすぐさま病院に運び込まれるが、目を覚ますと、強打した頭部ではなく、腹部の激しい痛みを訴える。到着したJMAの医師が診断を急ぐなか、CDTも診断協議を始めるが、なぜか仙道(高橋努)は姿を見せず、夏樹と西島(片桐仁)も移籍をめぐって言い争いに。
一方で、誠の症状は命に危険が及ぶまでに悪化。もはや一刻の猶予も許されないなか、CDTはチーム発足以来、最も難しい病名診断を迫られる。