芸能プロダクションによる公開オーディションイベント「DUO presents TGC AUDITION 2022 powered by 17LIVE」公開ドラフト会議が2月20日、都内にて開催。市川美織が、AKB48時代の先輩である篠田麻里子から授かったという言葉を参加者に送る一幕があった。
同オーディションは、大手芸能プロダクション6社による“公開ドラフト会議”。特定の芸能プロダクションに所属していない、モデル、タレント、女優、アーティストを目指す9歳以上の女性を全国から広く募集。約6300人の中から選ばれた32人が最終審査に臨んだ。
最終審査では、株式会社インセント、株式会社エイジアプロモーション、株式会社サムデイ、株式会社プラチナムプロダクション、株式会社プロダクション尾木、ユニバーサルミュージック合同会社の6社が審査に参加。
プレゼンターとしてK-1スーパー・フェザー級世界王者の武尊選手、審査員として各事務所を代表して田鍋梨々花、高橋ユウ、篠田、筧美和子、市川、クリス・ハートが出席した。
グランプリ、準グランプリ、DUO賞の各賞が発表された後、コメントを求められた市川。惜しくも受賞を逃した参加者へ「自分の努力の差によって、これからは実力の世界として戦っていかなければならないと思う。その準備の猶予がまた与えられたと思って『ここにいる誰よりも有名になってやる』という思いが大事」とメッセージを送った。
続けて「大先輩が言っていて、すてきな言葉だなと思って常に私が思い続けている言葉が『言霊』。自分がやりたいとか、突き進みたいっていうふうに思っていることをちゃんと口に出して、それを行動に変えられる人はきっと強い」と“大先輩”から授かった金言を伝授。
さらに、その“大先輩”は「ここにいらっしゃる篠田麻里子さんなんです」と明かし、「いつか言われたことがあって。『やりたいことを口に出していれば、きっといつか誰かがそれを受け止めてくれる日が来るよ』って。でも言わなきゃ気付かれないから、夢とかっていうのはちゃんと口に出していこうって」と、かつて篠田から受けたという言葉を、今度は自らが先輩の立場となって伝えていた。
◆取材・文=山田健史