池之上泰成、俳優として目指すのは“本物”【メンズスクランブル】

2022/03/07 09:00 配信

芸能一般 インタビュー

池之上泰成 撮影=関根いおん/ヘアメーク=JULLY株式会社

小栗旬の舞台を見て「本物を作り出せる俳優になりたい」


――今の夢や目標を教えてください。

目標は「本物を作り出せる役者になる」です。小栗旬さんの「カリギュラ」という舞台をDVDで見させていただいたのが、俳優を始めたきっかけになったんです。それまでの小栗さんのイメージが「花より男子」のイメージだったんですよ。あの花沢類のイメージだったのが、「カリギュラ」では暴君を演じていて。だけど小栗さんに見えなかったというか。その人(役)の生活を見ている気分になって「演技ってすごいな」と思ったんです。

なので、やっぱり「本物」っていうものを作り出せる俳優になりたいと思っています。

池之上泰成 撮影=関根いおん/ヘアメーク=JULLY株式会社

見てくれた人に夢を持ってもらえる役者になりたい


――具体的に出てみたい作品、演じてみたい役はありますか?

今はやっぱり若さもあるということで、学生もの、青春系の作品に出たいというものはあります。でも、やっぱりみんな言うと思うんですけど、一番は仮面ライダーや特撮レンジャー、ウルトラマンとかになりたいというのがあります。それが今の目標なのかなと。かなう、かなわないは別にして、やりたいというものはそこが一番大きいです。

何で役者をやっているかと言ったら、もちろん個人的なことで言ったら「演技が好き」というのはあります。でも、一番はたぶん、「人に何か夢を見てもらう」というのが役者だと思うんです。僕が先生の役をやったら「先生になりたい」と夢を持ってくれる人が現れるとか、作品を見てくれた人に夢を持っていただける役者になりたい。だから“本物になりたい”ですね。

――最後に人生で大切にしていることを教えてください、

熱意ですね。熱意だけで生きてきたような人間なんで(笑)。熱意のエピソードだと、(俳優になろうとした頃)最初は大きな事務所に全く反応を頂けなくて、めっちゃ悔しかったんです。それでプロフィールを自分で作って、キー局と製作会社を一社一社回ったんです。アポとか何も取らず。もちろん、ほぼ全部警備員さんに止められちゃうんですけど(笑)。

だけど、「絶対売れてやる!」という思いでそういうことをしたり、今でもマネージャーさんには毎日「売れたい」ってLINEを送っています。有言実行するためには、そもそも言わないと何もないなと思うので。売れますよ!

池之上泰成 撮影=関根いおん/ヘアメーク=JULLY株式会社

関連人物