俳優の城田優が2月26日、都内にて開催されたミュージカル「カーテンズ」ゲネプロ取材会に、菅井友香(櫻坂46)、三浦翔平と共に出席。同ミュージカルの“二足のわらじどころじゃない”重圧により、体重が9キロ減ったことを明かした。
城田が演出・主演を務める同ミュージカル。菅井・三浦は共にミュージカル初挑戦となる。
願いは「楽しいハッピーな時間をお届け出来るように」
2007年3月にブロードウェイで開幕した「カーテンズ」は、日本では2010年に東山紀之主演で上演。新演出、新カンパニーでの上演がいよいよ初日を迎え、城田は「ついに来てしまった」と素直な心境を口にした。
続けて「コロナ禍での稽古というのは非常に制限も多く、正直なところもっと時間がほしい」と本音を吐露。
その上で「本当に素敵なキャスト、スタッフの皆さんに支えられながら、演出家としてもそうですし、主演としてもようやく(自身が演じる)チョフィという役が体に入ってきた」と語り、「こんなご時世の中で足を運んでくださる皆様のために、精一杯歌って踊ってお芝居して、楽しいハッピーな時間をお届け出来るように。その一言に尽きます」と意気込んだ。
「ミュージカルシーンを盛り上げていきたい」という思い
演出と主演の兼任については「膨大な量のせりふとの戦いというのが、まぁなかなかしんどくてですね。毎日、家に帰ってからの城田優は、外じゃ見せられないレベルにヘロッヘロでした」と苦笑。
「私事ですが、1月にお休みをいただいていたところから、今朝の体重が9キロ違います」と1月時点の体重から現時点での変化を明かすと、三浦は「日に日に痩せたよね」とうなずいていた。
また城田は「僕が演出・主演をやろうと思った理由は、やはり新たなチャレンジを誰かがしていったことで、そこに触発されて新たなエンターテイナーが育っていったり『城田なんかおもしろくねぇ』『私のほうがおもしろいものを出来る』『僕のほうが作れる』というような、切磋琢磨じゃないですけどお互いに刺激し合いながら、ミュージカルシーンを盛り上げていきたいという思いもあって」と挑戦の理由を告白。
さらに「二足のわらじと言いますけど、二足のわらじどころじゃないレベルの重圧と責任とプレッシャーの中にいるのは事実ですが、今日も初日もこれからも主演として引っ張っていきたい気持ちはありますし、皆さんの波に乗っかって最高のカンパニーで素敵な時間を皆さんにお届けできればと思っております」と力を込めた。
取材・文=山田健史