──そんな中井さんの思考回路が垣間見えるかもしれないので、ひとりしりとりをしてもらってもいいですか?
「えーっ!じゃあ……電気(笑)。それから、キツツキ。また"キ"だ(笑)。そしたら黄色、ロバ。ば、ば、バチカン市国!車海老、ビンテージ、ジローラモ、桃……桃って楽だと思ったけど、ひとりだから自分に返ってきますね(笑)。えっと、地元の大阪の地名なんですけど、森ノ宮。次は、野菜、いくら、ランドセル、ルーマニア、朝顔、沖縄、ワイキキ、恐竜……一生できそうですよ(笑)」
──ありがとうございます(笑)。続いては、今後についての質問です。2022年の中井友望は、まだまだ変わっていきそうですか?
「変わりますね、たぶん。今も毎日、『あー、こうかも。でも、違うな。やっぱりこうかも』っていうのを繰り返しているので。一年後、考えて考えて、その結果元に戻っているかもしれないけど、考えて元に戻ったとしたら、それは考えたぶんだけまったく同じ"元"に戻ったとは言い切れない部分もあると思います。考えたぶん、同じ場所に戻っても前とは違うというか。だから、どうやったってずっと変わっていくんだろうなと思います」
──どんなふうに変化していくのが理想?
「楽しいことをして、明るくなりたい。自分がその場を楽しんで、同じ場所にいる人も楽しませることができる。どこに行っても、ちゃんと楽しいと思えることを増やす。そうなりたいですね。だいぶ時間がかかるかもしれないけど、少しずつその理想に近づいていきたいです」
──そうした変化の中で、映画やドラマでまた新しい中井友望が見られることを楽しみにしています。
「ありがとうございます。女優としてもっと活躍して、バラエティにも出てみたいです。私、映画やドラマに出たいのと同じぐらい、実はバラエティ番組にも出てみたいんですよ(笑)。王道だけど、『しゃべくり007』や『人志松本の酒のツマミになる話』に出たいです」
取材・文=大久保和則
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