坂本昌行主演のドラマ「ペットドクター花咲万太郎の事件カルテ」(夜7:00-8:54、BS-TBS)が、3月26日(土)に放送される。近年、舞台での活動を中心としてきた坂本が、テレビドラマで主演を務めるのは19年ぶり。久しぶりのドラマ出演となった今作では、風変わりな“獣医師”を演じる。WEBザテレビジョンでは坂本にインタビューを行い、坂本をイメージして書かれたという台本を読んだときの印象や、芝居をする上で意識したこと、そして、エンターテイナーとしての思いなどについて語ってもらった。
同作の脚本は「警視庁・捜査一課長」シリーズなどを手掛ける深沢正樹氏、監督は映画「探偵はBARにいる」シリーズの橋本一氏が担当。坂本は、心から動物を愛する男だが、人付き合いは苦手で、周囲から変わり者と思われている獣医師・花咲万太郎を演じる。
あて書きの台本に“親近感”「楽しく読ませていただきました」
――脚本はあて書きだとお伺いしていますが、初めて台本を読んだときの感想を教えてください。
最初はあて書きだと知らなかったのですが、読み進めていくうちに“妙に親近感があるな”“どこか似ているな”と感じるようになりました。そして、のちのちあて書きだとお伺いしまして(笑)。
ドラマの主演を務めるのが19年ぶりということもあって、いろいろ考えていたのですが、“僕はそんなに肩の力を入れなくても動物たちとの時間を過ごしていればいいのかな”と感じて、楽しく台本を読ませていただきました。
――近年は舞台での活動が中心だったかと思いますが、映像作品での演技で意識した部分はありますか？
台本を読んでから、監督と会う機会がありまして。お会いするまでは、どう演じようか迷っていた部分もあったのですが、監督から「お芝居をするというよりは、自然体に近い形でいてください」という言葉をいただいてからリラックスすることができました。
僕が動物とふれあう中でいろんな手掛かりが見つかるというストーリーなので、純粋に動物との対話やふれあいを楽しんでいました。監督には改めて「すみません、僕、自然体でもいいですか？」と質問したところ「はい！いいです」とお返事をいただいたので(笑)。
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