3月20日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)にて、数々の名曲を世に送り出し続ける秋元康の作詞のスゴさをクローズアップする企画が放送された。
秋元康のスゴイところ
作詞家・歌詞プロデューサーのいしわたり淳治が、2021年に発売された櫻坂46の『BAN』を例に出し、「新しい言葉を誰よりも早く使うのも秋元さんらしさだと思います」と、自身が考える作詞家・秋元のスゴイところを例に出す。
『BAN』のほかにも『フライングゲット』(AKB48)や、『インフルエンサー』(乃木坂46))、『アザトカワイイ』(日向坂46)など、新しい言葉を使った秋元作品が紹介され、関ジャムメンバーも「乃木坂で知ったもん、インフルエンサーって」と声が上がる。
秋元康「ふざけた部分はあるかもしれない」
いしわたりの「あたらしい言葉はどう見つけていますか?」という疑問に対して、秋元は書面で「今、ネットで流行っている言葉を使ったら面白いかなというふざけた部分はあるかもしれない」と語り、自身が作詞をした『ポケベルが鳴らなくて』を例に出し「ポケベルは絶対になくなるとは思ったけど、面白いなとあえて使いました」と回顧。
ただ、秋元は面白い言葉をリサーチしている訳ではないといい、「女子高生を集めたグループインタビューをすると、面白い言葉はいっぱいあると思う。でも、インタビューしなきゃ出てこないような言葉って、使っても分からないと思うんです。40、50、60代のおっさんとして、生活の中で耳に入ってくるぐらいの言葉がちょうど良いじゃないかと思っています」とコメント。
これを聞いた安田章大は「アンテナの感度エグいな」と驚きの声を上げていた。
次回は3月27日(日)に放送予定。男性デュオ特集が展開され、スタジオには5年ぶりにゆずが登場する。
ジェイ・ストーム