“モンスター”と謳われる日本史上最高のボクサー・井上尚弥に敗れた男たちのその後の人生に迫ったBS12スペシャル「怪物に敗れた男たち 〜モンスター井上尚弥が変えた人生〜」が、いよいよ3月22日(火)夜9:00よりBS12 トゥエルビにて放送される。
東京新聞・森合正範記者の人気WEB連載をテレビ番組化した本企画は、千原ジュニアが案内人となり「怪物に敗れた男たち」へインタビュー取材を敢行。彼らから見た井上の強さと、戦った者だけがわかる「モンスターの姿」に迫るドキュメンタリーだ。
今回ジュニアがインタビューしたのは、元日本ライトフライ級1位の佐野友樹と、元WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一。そして、自身もある視点において「井上尚弥に負けた」と考えていた森合記者にも話を聞いていく。
「リングで死にたい」と思っていた佐野は、右目の持病が悪化しプロとして戦える期間が限られた中、目標であった数あるチャンピオンベルトではなく、井上尚弥との戦いを望みその名を残した。引退した今も、地に足を付け仕事をしながらボクシングジムでトレーナーを続けている。
一方、田口は井上との戦いで喫した敗戦を胸に世界王座へ挑戦。対戦相手に対する「井上尚弥よりは強くない」という思いが後ろ盾となり、見事世界チャンピオンとなった。そんな「井上尚弥に人生を変えられた」二人だが、“怪物”井上の本当の強さはともに技術的な問題ではないと語るのだった。
このほど、番組の案内を務めた千原ジュニアと、ナレーションを担当したマキタスポーツからのコメントが到着。さらに、「WEBザテレビジョン」では一足先に番組を視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。
千原ジュニア コメント
田口(良一)さんの、葬式にもし一試合流すとしたら自分が負けた試合を流したいというのは、すごいことだと思います。骨折した骨が強くなるみたいに、敗戦を糧に、人は成長するんでしょうね。一方で、「井上尚弥と戦わなかった男たち」に焦点をあてるのも面白いと思いました。あの頃にやっておいたら…と思う人もいるのでは?
マキタスポーツ コメント
勝った人がいれば、必ずもう一方には負けた人がいる。ただ負けただけでなく、そこから得られたものを持っている人たちの精神みたいなものを感じました。好きなボクシングにそっと自分の声を添えられたことも、非常に光栄です。
3月22日(火)夜9:00-10:00
BS12 トゥエルビにて放送
https://www.twellv.co.jp/program/documentary/bs12-sp/archive-bs12-sp/bs12-sp_08/