俳優の阿部寛と北村匠海が3月24日、都内にて開催された映画「とんび」の公開直前イベントに出演。北村が、自身の出演作の傾向について語った。
重松清の名作小説を初めて映画化し、4月8日(金)公開予定の同作。破天荒ながら愛すべき父・ヤスを阿部、その息子・アキラを北村が演じる。
“中1で彼氏”に驚き「今の時代はいろいろなことが早いのかな」
観客を“親子限定”で迎え入れた今回のイベント。事前に選ばれた親子から「親の言い分」「子の言い分」を聞き出し、阿部が親の立場、北村が子の立場からそれぞれの意見を応援するというコーナーが展開された。
一般客の父と娘がそれぞれの言い分を主張した場面では、中学校1年生の娘が父に内緒にしていたこととして「彼氏ができた」と突如告白。「(彼氏ができるのが)思っていたより早い」とうなだれる父に、北村は「確かに早いなとは思いますけど(笑)、今の時代はスマートフォンも普及していますし、いろいろなことが早いのかなと思ったりしています」と持論を展開した。
重ねて「たぶん、われわれ映画界が恋愛映画をやり過ぎ」と笑いを誘うと、MCから「北村さんも恋愛的な映画やってますけど」との声が。すると北村は「僕は恋愛的な映画というより、どちらかというと好きになった人が命を落とす映画」と出演作の傾向を語り、会場の笑いを誘った。