また、娘を心配する母が登場した場面では、阿部が「僕もだいぶ親から心配された方。先輩のところに泊まりに行ったら、親がそこらじゅうに電話しまくって、ものすごく恥ずかしい思いをして。親に怒った経験がある」と過去のエピソードを披露。続けて「だけど結局、親は子どもを信じてあげるっていうのがすごく大事なことだと思う」とアドバイスを送った。
すると北村も「ウチの母もすごく心配性でしたね。8歳から芸能をやっていたので、一人で遠くに行くことも多かったですし」と明かす。そのエピソードとして、「小学校5年生のとき、親抜きでイランに撮影で行ったんですけど。僕、3週間ご飯食べられなくて、本当にコーラだけ飲むみたいな…。イランの人が『胃にコーラがいいんだぜ』って言うから飲んでたんです」と過酷な撮影を回顧。
「そういうときもやっぱり、もちろん心配はされていました。でも意外と子どもサイドも楽しんでいたりするし、親御さんの心配以上に、意外と子どもたちがフラッと行く場所ってワクワクが詰まっていたり、すごく良い人生経験だったりする」と娘の立場に寄り添う様子を見せた。
◆取材・文=山田健史