TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」season2のファイナリストお披露目囲み取材が3月27日に都内で行われ、お笑いコンビ・ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、高山一実、飯沼愛、ファイナリスト16人が出席した。
2020年にTBSで発足した、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する同プロジェクトは、田辺エージェンシーと秋元康氏、そしてTBSがタッグを組んで実施。グランプリに輝いた1人は、その人のために書き下ろされた脚本でTBSドラマ制作陣が手掛ける深夜ドラマでの主演デビューが約束される。
1位通過は大平くるみさん
この日、視聴者投票で決定したファイナリスト16人が生放送の番組で発表。直後に行われた囲み取材で、2万2990票を獲得して1位通過した大平くるみさんは「選ばれると思っていなかったので、ここに立てて今すごくうれしいです。投票してくださった方、ありがとうございます」と喜びを口にした。
また、1万7721票で2位通過した中島梨里香さんは「投票期間中、緊張でずっとおなかが痛くて、学校の授業中もおなかが痛かったのでひと安心したのと、投票してくださった皆さんに感謝でいっぱいです」とにっこり。
1万6795票で3位通過した幸澤沙良さんは「投票期間中ずっと緊張しっぱなしで、(合否通知が入った)封筒を開けたときも正直あまり実感がなかったんですけど、今ここに立って段々と実感が湧いてきました。投票してくださった皆さん、ありがとうございました」と感謝した。
幸澤沙良さんの憧れは初代グランプリ飯沼愛
同プロジェクトのスペシャルサポーターを務めるニューヨークと高山から、言われて印象に残っている言葉はあるか尋ねられると、市野姫吏さんは「番組で紹介していただいたときに、(嶋佐から)『芸能界は目立ってなんぼ。一緒に金髪にしましょう』って言っていただいて、今日までの1週間、実は金髪にしてくるか悩んでいました」と告白。
これに嶋佐は「危ない、危ない」と苦笑し、屋敷も「本当にしてなくてよかった」と胸をなで下ろしたが、市野さんは「でも、できる機会があればしてみたいです」と笑顔を見せた。
さらに、理想の女優像を聞かれ、田村藍さんは「テレビでドラマを見たりして、いろいろな女優さんを見させていただいているんですけど、役と素が全然違う女優さんが多いなって感じるので、私もオンオフをパパッと切り替えられるような女優さんになりたいですし、ナチュラルな演技ができる女優さんになりたいです」と目を輝かせる。
飯沼が憧れだという幸澤さんは「ナチュラルな演技をされているところとか、自分にストイックなところを尊敬しています」と羨望の眼差しを向け、飯沼は「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべていた。
◆取材・文=風間直人
ファイナリスト16人
1位:大平くるみ
2位:中島梨里香
3位:幸澤沙良
4位:馬越友梨
5位:釜屋舞姫
6位:大橋小春
7位:永島彩花
8位:大嵩愛花
9位:大河原花菜
10位:奥遥歌
11位:田村藍
12位:鈴木悠華
13位:高橋桃子
14位:新井彩永
15位:市野姫吏
16位:有賀優
※高橋桃子の高は正しくは「はしごだか」