注目の10代女優・南沙良が、田中圭が主演を務める映画『女子高生に殺されたい』(4月1日公開)にヒロイン役で出演する。本作で南は心優しくも引っ込み思案な、どこか影のある正統派の美少女・佐々木真帆役を演じている。南はNHK大河ドラマやZIP!の朝ドラマなどにも出演する若手の注目女優。WEBザテレビジョンのインタビューで「とても緊張感のある作品」と作品に対する思いのほか、「型にはまらない女優になりたい」という今後の目標も語ってくれた。
――出演が決まった時の想いを聞かせてください
映画のお話をいただく前に原作を読んでいたのでとても嬉しかったです。原作を読んだ時は「登場人物みんな病んでるな」と思ったのですが、今回演じた真帆は多面性のある役だったので、どのようにお芝居しようか期待感もありましたね。
――実際演じてみていかがでしたか
難しいと感じるシーンもありましたが、現場の雰囲気とか空気感に助けられて、演じることができました。多面性がある役柄だったので、その日演じるシーンに応じて、気持ちをリセットして撮影に挑むのが初めての感覚だったのでとても新鮮でした。高いところが大好きなので、ラストシーンで高い所に登るのがすごく楽しかったです。
――役作りでの苦労や工夫などはありましたか？
私自身あまり役作りをしないので、今回も台本だけ覚えて現場に行きました。以前、吃音症の女の子を演じた時は、実際に吃音症の方のお話を伺ったりしたのですが、いつもは現場の雰囲気や空気感で自然と出てきたものを演じています。
――今作が10代最後の作品になると思うのですが10代を振り返ってみていかがですか？
振り返ると楽しい思い出が多くて、大変だったことも無くはないのですが、寝るとすぐ忘れてしまうような小さなことだったので。もの凄い忙しく駆け抜けたとか、そういう感じはないですね。賞をいただいたりしたのもタイミングや運だと感じているので、まだまだこれからだと感じてます。
――南さんが学園祭に参加するとしたらどのようなことをしたいですか。
文化祭の食事がホントに好きなんですよ。私立の小学校だったので、高校まで同じ学校だったのですが、小学生のときに高校の文化祭に行った時のクラスのカフェのごはんがすごく美味しくて感動したんです。なので、カフェをやってみたいですね。でも…お化け屋敷とかもみんなでやったら楽しそうですね。
――演劇をやるとするならいかがでしょうか
舞台に飾る花とか永遠に作っていたいです。注目されるのが苦手なので、真帆みたいにみんなの注目を浴びる役はやらないと思います。
――皆さんが思う南沙良と自身が思う南沙良でギャップはありますか
「ドラゴン桜」を見て下さった方からは明るいと思われるのですが、実際はかなりインドアですね。小学校の時も本を読んだりしていたので。でも、少しでも明るく見られることは嬉しいです。
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