アガサ・クリスティ原作 “史上最高”の旅行物ミステリー「ナイル殺人事件」がDisney+にて配信
アガサ・クリスティ原作の映画「ナイル殺人事件」が4月13日(水)よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)の「スター」にて見放題配信開始。同作は、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する1937年に発表された「ナイルに死す」を前作「オリエント急行殺人事件」(2017年)に続き、ケネス・ブラナー監督が映画化したミステリー。
「愛の数だけ秘密がある―。」
「愛の数だけ秘密がある―。」このメッセージのように、ケネス・ブラナー監督が“愛”をテーマに描いた同作の舞台は、ナイル川を往く豪華客船。劇中では、大富豪の美しき娘リネットと夫サイモンの新婚旅行中に起きた連続殺人事件が描かれている。
船内が2人の結婚でお祝いムード一色のなか殺害された第一の被害者は、美貌と巨万の富から人目を惹く存在のリネットだった。クルーズ船という“密室”で起きた事件の容疑者は、結婚を祝うために集まった乗客全員。その中でも一番疑わしいのは、リネットの親友でありサイモンの元婚約者ジャクリーンだが、彼女には完全なアリバイがあった。
「アガサ・クリスティの小説の中でも最も不穏な雰囲気を持った作品」
豪華客船内で巻き起こる連続殺人事件。「その犯人は一体誰なのか」という謎解き要素だけでなく、劇中で描かれるのはリネットを取り巻く人物たちの人間ドラマだ。乗客全員にリネットを殺害する動機があり、愛や欲望や嫉妬などが複雑に絡み合う物語を、ケネス・ブラナー監督が見事に描く。それぞれの登場人物の目線で見ると新たな発見があり、何度見ても楽しめる作品となっている。
ケネス・ブラナー監督は「原作で描かれている愛欲への渇望はものすごくパワフルで、登場人物たちは向う見ずにそれを追い求めています。『ナイル殺人事件』はアガサ・クリスティの小説の中でも最も不穏な雰囲気を持った作品。不安定で、脆く、危険で、崩壊的なのです」と自信を持って語っている。
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