サバンナ高橋、“のん”の小学校時代の夢に「欲深すぎるやないかい!」<サウナの神さま>
コロナ禍での映画製作のきっかけは「こうしちゃいられないという気持ち」
――高橋:休日の過ごし方は?
のん:夕方近くまで寝ています。二度寝、三度寝するんですけれど、それくらいまでゴロゴロしています。
――高橋:創作活動でちょっと行き詰って眠れない夜があるみたいな?
のん:猛烈にこれをやりたいというのがあるときは、起きて夜ふかししちゃいます。
――高橋:作業とか、そういうのになったら没頭しちゃうタイプ?
のん:そうですね、没頭しますね。
――高橋:いま公開されている映画『Ribbon』、これはいつ撮っていたの?
のん:おととしですね。
――高橋:めちゃくちゃ忙しかったんじゃない?監督、脚本、主演ですものね。
のん:めちゃくちゃタイトなスケジュールで撮り切りました。自分主催の音楽フェスをコロナの第一波のときに中止にして、決まっていた仕事も延期や中止になったりしたので、ずっと“おうち時間”を過ごしていて。夕方まで寝ているみたいな生活をしていたので、こうしちゃいられないという気持ちになって、「Ribbon」の脚本を書き始めて。
――高橋:映画撮ってください、ということではなくて?
のん:(自分が)撮りたくて脚本を書きました。あらためて振り返ると、自分はこの映画を撮ったから、コロナ禍を乗り切れたなぁと思えて。これがなかったらどうしていたんだろうと思うくらい、自分のなかで気持ちが迷子になっていただろうなって。この映画を撮り切って、完成して、公開できたときに、“ととのった”って思いました。