映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の声優お披露目イベントが4月18日に都内で開催され、日本語吹替版で主人公のドクター・ストレンジの声を演じる三上哲、ストレンジが唯一心を許した女性クリスティーヌ役の松下奈緒、新キャラクターのアメリカ・チャベスを演じる鬼頭明里が登壇した。
もし魔術が使えるなら
ドクター・ストレンジが魔術師ということで「もし魔術が使えるなら?」と質問されると、三上はストレンジのように円を描き、「これで空間移動したいなと思います。ゆっくり南の島でのんびりして、仕事の時だけ戻ってきたい」と希望。
それを聞いた松下は「やっぱりみんな瞬間移動したいんですね。私もしたいです。でも、その能力をまずはゲットしないと」と同じように円を描くポーズをして見せた。
三上に「『すぐ来れるでしょ?』って呼び戻されちゃうかもしれない」と言われると、松下は「その時は臨機応変に考えます(笑)」と返答。
同じ質問に鬼頭は「魔術が使えるなら変身したいです。本物のアベンジャーズになってみたいな。キャプテン・アメリカが好きなので、性別を飛び越えてキャプテン・アメリカになってみたいです」と変身願望を伝えた。
もし、今と違う世界に自分がいるとしたら
続いての質問は、今作ではマルチバースにちなんで、「もし、今と違う世界に自分がいるとしたらどんな自分ですか?」。
三上は「ストレンジでいてほしい」と答えつつも、「でも、戦いたくないなぁ。浮遊マントなので、ふわふわ浮いて日向ぼっこしていたいです。敵は出てきてほしくないですね」と、別世界でも平和な日々を過ごしたいと答えた。
松下は「全くの別世界だとしたら、スーパーヒーローになりたいです。空飛んだり、ヒョイと何かを持ち上げたり、誰かを助けたり。現実世界ではかなわないので、別世界で『松下さん、すごいじゃん!』って言ってもらえるような存在がいいです」と、前の質問の時の鬼頭と同じような変身願望を明かした。
鬼頭は「私は絵を描くことが好きで、声優の道を目指すか、イラストレーターの道を目指すか迷ったぐらいなので、別世界の自分は絵を描きながら…」と、もう一つの夢である“イラストレーター”になるのかと思いきや、「せっかくなら、スーパーヒーローにもなってたらうれしいです。普段は絵を描いていて、世界がピンチの時だけスーパーヒーローに(笑)」と、どうしても“変身”は外せない様子。
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