ロードバイクレースを自転車のハンドルと俳優のマイムのみで表現する演出が衝撃を与え、“2.5次元舞台”の認知と人気を一気に広めるキッカケとなったのが、舞台『弱虫ペダル』…通称「ペダステ」だ。2012年の初演以来、数々の人気俳優を輩出してきた「ペダステ」が、10周年の節目に刷新。最新作ではこれまで演出を務めてきた西田シャトナーが脚本・総監督となり、長きにわたり総北高校のキャプテン・手嶋純太を演じてきた鯨井康介が演出を務めることが発表された。キャストも一新され、フレッシュな面々が新たな歴史に加わることとなる。そこで今回は、新生“総北1年生トリオ”である島村龍乃介(小野田坂道役)、砂川脩弥(今泉俊輔役)、北乃颯希(鳴子章吉役)に話を聞いた。この取材が初対面だという3人、歴史ある「ペダステ」に挑む今の心境は…?
――まずはそれぞれ、「ペダステ」出演が決まったときのことを教えてください。
島村:うれしいというよりも、信じられないというか…どういう状況か把握できない状況でした(笑)。時間が経つにつれて、いよいよ「本当にやるんだな」と。今日、やっとお2人(砂川・北乃)とお会いできました。こうして取材も始まって“いよいよ”感がすごいです。
砂川:僕はずっと前からアニメの「弱虫ペダル」を見たいなと思っていて、休みの日にたまたま見始めていたんです。そのタイミングで「ペダステ」が決まって、運命みたいなものを感じました。キャラとしても今泉が好きだったので、完璧だなと(笑)。もちろんプレッシャーも感じましたが、うれしかったです。
北乃:僕も“うれしい”というのがやっぱり大きかったですね。「弱虫ペダル」のキャラで、もし演じるなら鳴子が一番やりたかったので。応援してくださる方や「弱虫ペダル」ファンの皆さんに見てもらえることが楽しみで、ワクワクします。
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