日向坂46のドキュメンタリー映画第2弾が、7月8日(金)から全国で公開されることが発表された。2020年に公開され、大ヒットした前作「3年目のデビュー」に続き製作された同作品は、2019年に発表されたメンバーの念願だった東京ドームライブまでの道のりに密着したドキュメンタリーとなる。
2022年3月30日、31日に東京ドームで3周年記念ライブを開催した日向坂46の活動に密着した同作品は、東京ドームでの初ライブ発表から、コロナ禍による延期を乗り越え、念願の開催に至るまでの2年間を徹底取材。グループとメンバー22人がたどった知られざる道のりを伝えている。
“ハッピーオーラ”に薄暗いもやが…
2019年12月。グループ恒例のクリスマスライブで、1年後の東京ドーム公演がサプライズで告知された。夢に見た場所でのライブの開催を、メンバーとおひさま(日向坂46ファンの呼称)が同時に知り、涙ながらに喜びを分かち合った。
しかし、その後に状況は一変する。コロナ禍による活動の制限と環境の変化、体調不良によるメンバーの相次ぐ離脱、中には慣れない立ち位置によるプレッシャーに押しつぶされ、自分を見失ってしまうメンバーもいた。
さらに、誰にも負けないチーム力を誇ってきた日向坂46に、個々の価値観や考え方に少しずつずれが生じ、定評のあるライブパフォーマンスは納得のいかない出来に。大きな目標を前に、グループ内に不満や不安が充満。メディアで見せるキラキラした姿とは違い、彼女たちが掲げてきた“ハッピーオーラ”に薄暗いもやがかかり始めていた――。
手掛けるのは前作と同じ制作チーム
2020年8月に公開したドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」の制作チームが手掛ける日向坂46のドキュメンタリー映画第2弾。
東京ドームでのライブを目標に歌い続けてきた彼女たちの楽曲「約束の卵」。その歌詞の中で、“約束の彼の地”として夢に見てきた場所にたどり着くまでの道のりには、何度も雨に打たれながらも、絶対に諦めることなく、再び一つになり、大きな虹がかかる景色を目指した22人の戦いがあった。
前作に続きTBSの竹中優介プロデューサーが監督を務め、日向坂46が東京ドームのステージに立つまでを密着する。正式タイトルは後日、予告編と共に発表予定。