俳優の山崎育三郎が4月29日、都内にて開催された「劇場版ラジエーションハウス」初日舞台あいさつに、窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、八嶋智人、山崎育三郎、鈴木雅之監督と共に出席。小学生の頃、視力検査で嘘をついたという過去とその理由を明かした。
窪田・本田・広瀬ら同シリーズのレギュラーメンバーは手をつないで走りながら会場入りし、笑顔で仲良しぶりをアピール。冒頭あいさつの時点でも、キャスト陣はお互いのコメントにツッコミあうなど和気あいあいとした空気感をうかがわせていた。
今作にゲストとして出演した山崎は「この『ラジエーションハウス』のチームは本当に出来上がっていて、仲が本当に良くて。現場でも『よーい』の合図が始まってもまだ皆さんお話しをされていて」と現場の様子を回顧。
「割りと繊細な役どころだったので、なるべく関わらないようにしようと思って、こそこそ居場所を探しながらやっていました」と笑いを誘いつつ、「個人的にはマサ(窪田)とはずっと朝ドラでも一緒だったので、また共演できてうれしいですし、いい作品に出れてよかったです。本当にありがとうございました」と感謝した。
また、今作が同シリーズの完結編であることにちなんだ「最近終わらせたこと」「新しく始めたこと」という話題では、山崎が「視力が悪くなって、眼鏡をかけるようになりました」と報告。「もともと(視力が)悪くて、20歳くらいの時にレーシックをやったんですけど、10何年たってまた悪くなって」と打ち明けた。
さらに「もともとは目が良かったんですけど、キャッチャーの古田敦也さんが大好きで、古田さんになりたくて小学校の時に嘘をついて(視力検査で)全部反対を言ったんですよ」と告白。「で『視力悪くなったよ』ってお母さんに言って眼鏡を作って、そこから視力が落ちたんです」と視力が低下したきっかけを明かし、八嶋が「良い子のみんなは真似しないでね!」と客席に呼びかけると、山崎は「眼鏡をかけて野球がしたかったんです」とつぶやいていた。
同作は、医学界のルールや型にはまらない方法で病の原因を探り“視えない病”を見つけだす診断放射線技師たちの奮闘を描くドラマ「ラジエーションハウスII 〜放射線科の診断レポート〜」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の劇場版。主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織を窪田が演じる。
取材、文=山田健史