神木隆之介「自分の前髪担当でした」
――蜷川監督の現場だからこそチャレンジできたことはありましたか?
神木:僕、自分の前髪担当でした。完璧に任されていましたね。メイクさんにアイロンを借りて伸ばして、(目元が)見えるか見えないかという絶妙な長さの前髪を自分で作っていました。
――それは、原作のキャラクターに近づけようと…?
神木:そうですね。原作のキャラクターと結構違うので葛藤があったんですけど、せめて近づけられる部分というとビジュアルだと思い、前髪のかかり方はすごく気にしました。
原作の四月一日は「ひまわりちゃーん!」みたいなハイテンションな雰囲気だったのですが、台本を見たらあまり(その雰囲気は)なかったので。
玉城:割と暗めでしたもんね。
神木:そうそう。
玉城:私は、かわいらしいビジュアルのひまわりに、自分の中でどういう風に寄せるかを考えました。制服を着てヘアスタイルを作るとひまわりにやっと近づけたなという感じがしたので、蜷川さんの衣装やヘアメイクの力は役者にとって演じやすい一つの軸なのかなと思います。
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