さらに西条は、その後の登場シーンで強気の態度から一変、ギャップあふれる一面ものぞかせた。コーチに復帰した桐沢や部員たちから「下の名前は?」と聞かれ、「ああ、いや…」と言いよどんだ挙句「…桃介」「3月3日生まれやから桃介になったんや」と打ち明けた。
「名前イジんなよ! イジったヤツしばくで!」とまくしたてた西条。その姿は、ボクシングの腕前を自信満々で披露していた時の余裕の表情とは打って変わって、駄々っ子のようでかわいらしい。
視聴者からも「桃介くんのギャップがやばい!!」「下の名前がかわいいのとギャップに射抜かれた」「恥ずかしそうに名前を教えるギャップに悶えた。あれはズルい!!」といった声が続出。桐沢がナイフを持った不良少年と素手で戦う圧巻アクションも話題を集め、第5話も「#みらてん」がTwitterでは国内&世界トレンド1位に浮上した。
村上虹郎「キャラクター感強いな」
5月14日にテレビ朝日にて放送(その後、TVerおよびTELASAにて配信)されたメーキング番組「木村拓哉主演『未来への10カウント』ボクシングだけじゃない胸アツシーン一挙大公開SP』では、西条役・村上虹郎のインタビューのコメントも紹介された。
村上は、西条について「結構キャラクティックですよね。キャラクター感強いなっていうのはあるんですけど。それはやっぱり関西弁とか転校生とか天才的なボクシングスキルとか」と説明。「根っこはもちろん嫌なヤツじゃない。熱いヤツではあると思います。思いもしっかり信念もあるし」と、その人柄について自身の印象も語った。
5月19日(木)放送の第6話では、西条と桐沢のスパーリング対決シーンも登場するという。