<ドラマアカデミー賞>「カムカムエヴリバディ」が5冠!主演賞の栄冠は菅田将暉・上白石萌音に
ザテレビジョンがおくる、2022年1~3月放送ドラマを対象に開催した「第111回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が異例のリレー方式でヒロインを務めた連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)が受賞。「ヒロインが3人という試みが新鮮で飽きなかった」「伏線を回収してのハッピーエンドが見事」と多くの視聴者から拍手を送られた。同作は作品賞のほか、最初のヒロイン・安子を演じた上白石が主演女優賞、安子の夫・稔を演じた松村北斗が助演男優賞、脚本賞(藤本有紀氏)、ドラマソング賞(AI「アルデバラン」)と5部門を制した。
主演男優賞に輝いたのは、“月9”「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の菅田将暉。人気コミックをドラマ化した同作の主人公・久能整役。淡々と冷静に語りながらも視聴者の心を引き付ける圧倒的な演技力に賞賛の声が上がった。また、「人間心理を計算した演出」など高く評価された松山博昭D、品田俊介D、相沢秀幸Dが監督賞を受賞している。
助演女優賞には、「妻、小学生になる。」(TBS系)で名演を見せた10歳の毎田暖乃が選出された。10年前に他界した主人公の妻・貴恵(石田ゆり子)の生まれ変わりという難役だったが、「大人の妻に見えるし、母に見えるし、寂しい子供にも見えてすごい!」「将来が楽しみ」と注目を集めた。
ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、過去の受賞一覧などを掲載している。