犯罪コーディネーター“インビジブル”である父によって、幼い頃から犯罪の英才教育を受けてきたキリコとキリヒト。長きにわたってインビジブルとして活動していたキリコらの父は、ターゲットを“法では裁けない人たち”に絞っており「これは必要悪だ」と教えたという。
父の仕事を手伝うことすら嫌で仕方なかったキリコとは対照的に、弟のキリヒトはゲーム感覚で楽しむように。その後、その危険性に気づいた父親をキリヒトはあやめ、自らがインビジブルだと名乗ることで、報酬さえあればどんな依頼でも引き受ける“殺人コーディネーター”に成り下がっていった。
父の一件を機に、距離を置くようになったきょうだい。しかし、悪へと加担する弟を止めることができなかったキリコの本音は「あの頃の弟を取り戻したい」というシンプルなものだった。インビジブルという役割に疑問すら抱いていた、幼き頃のキリヒトに戻ってほしい…と。第6話にして、キリコが素直な心情を吐露する瞬間が初めて描かれた。
そして、そんな弟を止めるため、インビジブルであった父が恐れていたという志村に近づいたキリコ。真相を明かしたことで、ようやく二人は“真のバディ”になった。第7話では、インビジブルとつががる内通者を見つけるため、志村とキリコがそれぞれ動きだす。
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