10年経ったからこそ以前の企画を深く追究したい
――今後、モニタリングでやってほしい企画はありますか?
コロナ禍で実現が難しいものもあるかもしれませんが、僕は10年前にやっていた企画をもう一度やってほしいです!10年経ったからこそ、以前の企画を一つ一つ深く追究して…改めて初期にやっていた企画についてみんなで話したいですね。
あと、やっぱりこの番組は一般の方の人間観察が一番面白いんです!“突然エレベーターで点呼が始まったらどんな反応をするか”とか、“ラーメン屋で突然号令をかけたらどうする?”など、これまで面白い企画が沢山ありましたが、人が変われば同じ企画をやっても面白いと思うので、もう一度やってみてほしいです。
――最後に、小泉さんが思う「モニタリング」の魅力について教えてください。
人は驚いたり、悲しんだり、喜んだりする時、それぞれのリアクションがあって。リアクションから、その人が持っている感性や、その人ならではの可笑しさを知ることができて、“人間観察”を通して人が愛おしく思える瞬間を感じることができるところが魅力だと思います。
毎回色んな角度から考えられた企画があって、スタッフのみなさんは企画を作るのが大変だと思うんです。しかも新型コロナウイルスが広がってからのこの2年間はさまざまな制約もあるので、今まで100通りできていたものが2、3個しか実現できないとか、それくらいの大変さがあると思います。
それでも楽しい番組を作っているところを見ていると、困難な状況でも人間が挑戦し続ける限り、可能性は無限にあると感じます。これからも“人間観察”を追究していけば、長くみなさんに愛される番組になると思います。
一般の方であっても芸能人であっても「人間って可笑しいな」「人間って愛おしいな」という部分を見れるこの番組が好きなので、これからもそういう瞬間を見続けていきたいです!