演歌界の大御所!?水谷千重子のコラボ希望は「やっぱり星野源ちゃんね!」
‘15年に芸能生活50周年を迎え、友近とも親交の深い大御所演歌歌手・水谷千重子が、現在ツアー「キーポンシャイニング歌謡祭2017」で全国各地を巡っている。「仲良くなった方々ともっと密に何かやりたい」という思いから、'16年に初開催となった「キーポンシャイニング歌謡祭」も、今回のツアーで2回目。地方公演では、Chage、稲垣潤一、岸谷香、高橋洋子、持田香織(Every Little Thing)、平原綾香ら多くの豪華アーティストが参加するなど、盛り上がりを見せ、6月7日(水)の宮城・仙台公演で最終日を迎える。
そんな演歌界の大御所・水谷にツアーへの思いを直撃した!
――まずは、50年以上歌手として活動していらっしゃいますが、これまでを振り返っていかがですか?
やっぱり続けてきて良かったなって。こういう歌謡祭をいろんな方と一緒に開催することもできましたし。低迷期もありましたけど、歌が好きという気持ちを持っていれば、続くもんだなと。売れる、売れないに関わらず、歌を続けてきて良かったなと思いましたね。
――第一線を走る秘訣はありますか?
歌うことが好きという、ぶれない気持ちを持つということですかね。それでこの世界に入ってきたのに、それを止めたらただのおばさんじゃん!って思ったときに、やっぱり歌を武器としてやらなきゃいけない。明るさとか目標を、多分人一倍持っているタイプだと思うので。どんどん新しいことをやっていきたいという気持ちも大切ですよね。同い年の人とか、もっと若い子の中には、老後の心配をする人もいますけど、そんなこと考えている暇がないくらい、新しいことを前向きに考えたいというタイプなので。今、すごく楽しいですね。
――つらい時期はなかったですか?
ありましたよー! 歌が売れない時期もそうですし。でも、やっぱり二葉ファミリー(千重子のデビュー曲「万博ササニシキ」を作詞した師匠・二葉菖仁とその弟子たち)という仲間にも囲まれて、そういう人たちに助けられたのでやって来れましたね。昔、自分が関係性をつくってきたスタッフの人たちとか、地方の社長さんとか、建設会社の社長さんとか、そういった方々の支援もありましたから。ずっと続けてきて良かったって、今になって思います。
●仙台公演
6月7日(水) 夜7:00開演
宮城・仙台サンプラザホール
【出演者】水谷千重子・八公太郎・倉たけし
【ゲスト】中村雅俊・根本要(Stardust Revue)・稲垣潤一・春澪・大黒摩季
■水谷千重子「ありがとうコンサート」
●7月16日(日)熊本・荒尾総合文化センター、7月17日(月・祝)長崎・諫早文化会館にて開催