内藤剛志コメント
――「警視庁強行犯係 樋口顕 Season2」の放送が決定した、今の心境をお聞かせください。
去年初めて連続ドラマになって、単発とは違う楽しみ方が見つかったし、宿題も見つかりました。Season2ということで、前シーズンで見つかった宿題を提出できる場がいただけたことを、うれしく思います。たくさんテレビに出られることとは別に(笑)。
――本日は、内藤剛志さんのお誕生日でもあり、そのような日に嬉しい発表となりますが、新たな節目としての抱負や、撮影への意気込みなどお願いいたします。
67歳になったのですが、この歳になってもドラマの世界にいられることがうれしいですね。同世代の仲間と一緒にやれているというところも最高。良い誕生日になりました。面白くしなきゃと思います。あと、若い人が“歳を取るのは楽しいだろうな”と思えるようにしたいです。
そして、作品もさらに進化させたい。見てくださっている方は「警視庁強行犯係 樋口顕」という作品を好きだから見てくれているけれど、まったく同じものだと新シーズンにする意味がない。具体的にやってみたいなと思うこともいくつかあるので、全然変わっていないように見えて、何かが変わっている…という風に作っていければと思います。
――最後に放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。
樋口は、普通に町ですれ違っても覚えていないような普通の人。そんな人が頑張って、いつもどこかに潜んでて事件を解決するような話です。とんでもないシリアルキラーが出てくるとか、国家を乗っ取るとかそんな大きな事件はないし、ヒーローも出てこない、みんな普通の人。
刑事ドラマだから犯人捜しを楽しんでもらいたいのは第一ですが、そんな私たちを見て「普通に生きるってこと、なかなかいいじゃん!楽しいじゃん!」と思ってもらえるとうれしいです。希望みたいなものを届けたいです。このドラマを見て、そんな週末を迎えていただければと思います。あとはとにかく、見てください!おじさんたちが元気に頑張っているので(笑)。ハッピーなドラマとして見ていただければと思います。