サンシャインシティを中心に、東京・池袋の東口エリアで定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」。5月21日・22日に開催された第85回にも、新旧さまざまな人気アニメ、ゲーム、コミックなどのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集結し、会場は大盛り上がりとなった。そんな「acosta!」に取材参加し、撮影したレイヤーたちの写真を、インタビュー記事と併せて紹介していく。
――今回のコスプレのキャラクター名を教えてください。
MOTO:「美少女戦士セーラームーン」のセーラーマーキュリーとセーラーマーズです。
――本日の衣装でこだわったポイントは?
恋:“こだわり”とはちょっと違うかも…ですが、この衣装は10年ほど前、まだコスプレを始めたばかりの頃に、尊敬する「セーラームーン」レイヤーさんに作っていただいたものなんです。今でこそ、自分でもコスチュームを制作できるようになりましたが、この衣装には思い入れがあるので。手を加えたりはせず、作っていただいたままの状態で着続けています。
――衣装の保存状態もさることながら、10年間、スタイルを維持されていることもすごいですね。
恋:大好きなキャラクターのイメージを壊したくないので。コスプレを続けるからには、体型は維持するよう気をつけています。
――MOTOさんもこだわられたポイントはありますか?
MOTO:私も“こだわり”というわけではないんですけど、今回の衣装は自作で、1日半で用意しました。
――そんなに短時間で!?
MOTO:木曜日の夜に、恋ちゃんから「今週末の『acosta!』で併せをしよう」と誘われまして。そこから急いで布を買いに行って、翌日はほぼ寝ずに、テレワークをこなしながら衣装を作って。なんとか土曜日の朝には仕上げることができました。ちなみにウィッグは、新しく買いに行く時間がなかったので、家にあった他のキャラクターのものをカットして。色も染めて間に合わせました。
――今後、挑戦してみたいコスプレはありますか?
MOTO:次は「らんま1/2」の併せをする予定で、準備をしているところです。私がシャンプーで、恋ちゃんは久遠寺右京のコスプレをするので、よかったらまた取材してください(笑)。それと10月から「弱虫ペダル」のテレビアニメ新シリーズが始まるので、それに合わせて同作のコスプレもするつもりです。
恋:私はフロム・ソフトウェアというゲームメーカーの作品が好きで、今は「ELDEN RING」というゲームをやり込んでいるんですけど、2016年に発売された「DARK SOULS III」というゲームも大好きなので、こちらの作品のコスプレで大型の併せをしてみたいです。ひとまず今年の「夏コミ(コミックマーケット100)」には、「DARK SOULS III」の甲冑をつくって参加する予定です!
取材・文=ソムタム田井