優れた放送に贈られる第59回ギャラクシー賞授賞式が6月1日に行われ、ドラマ「美しい彼」(MBSほか)がマイベストTV賞グランプリを受賞。W主演を務めた萩原利久＆八木勇征がそろって登場した。
「あらためて“清居奏”を演じることができ本当に幸せ」
ドラマ「美しい彼」(2021年、MBSほか)は、思うように言葉を発せない「吃音症」を持ち無口で友達もいない高校生・平良一成(萩原)と、学校のカースト頂点に君臨するカリスマ・清居奏(八木)の恋を丹念に描いた、むずがゆくも甘酸っぱい青春ドラマ。Netflixでも配信され、国内外で大きな注目を集めた。
そんな同作が、人気を裏付けるように“視聴者から最も愛された賞”であるマイベストTV賞グランプリに選ばれた。受賞の知らせを聞いた感想を聞かれると、八木は「僕たちキャストだけではなく、本当に全スタッフで作り上げた作品だと思いますし、何より原作者の凪良ゆう先生が生み出した『美しい彼』、この作品に携わることができて本当に幸せです。この作品を応援してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました」と感謝。
映画化が決定していることについては、萩原が「たくさんの方に見て頂いたおかげで実現したことなので、どうかその皆さまの期待を裏切らないように、前作を超えられるように、『美しい彼』のチームで作品に臨んでいきたいと思っています」、八木も「自分自身もあらためて“清居奏”を演じることができ、本当に幸せです」と喜んだ。
八木、萩原は「とても頼りになる存在」
受賞の後は、檀上の2人が互いの第一印象を答える場面も。まず年上の八木が「どうですか？」と促すと、萩原が「“清居奏のホンモノがいる！”と思いました(笑)。自分の中にある清居奏のイメージまんまの人が目の前にいて、“これが清居奏か”と。カッコいい、美しいと思いましたね。タイトル通りの姿で、頑張ろうと思いました」と告白。一方、八木は萩原について「腰が低いというのか、真面目っていうのが第一印象で。話してみるとすごく打ち解けやすい明るい性格と、全スタッフの皆さんを気遣うムードメーカーの役割も常に現場でしてくれて、とても頼りになる存在です」と絶賛した。
