6月14日(火)に第3話が放送される大政絢主演のドラマ「理想ノカレシ」(毎週火曜深夜0:58-1:28、TBSほか※第3話は「キリンカップサッカー 2022」の延長があった場合、最大30分遅れて放送)に出演している佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)。ヘッドハンティングされたベンチャー企業に勤めるハイスペック女子・小野寺優芽子(大政)の高校時代の初恋の人・神宮寺望、初恋の人にそっくりでミステリアスな青年の一人二役を演じている。
神宮寺は、運動もできて知性も感じさせる王子様のようなキラキラ男子。一方、プロポーズされると思っていた彼氏からフラれた挙句、職場の後輩にも裏切られ、精神状態ボロボロ状態の優芽子の前に現れた青年は、穏やかで素朴な年下男子だ。
佐藤が演じる神宮寺と青年の姿に、視聴者からは「神宮寺と青年、見た目はそんなに変わらないのに別人に見える!」「青年、上半身裸になるとバキバキの筋肉が…! 一体何者なの!? 気になる…」「頼りないのに、優しく優芽子を撫でる姿にドキドキする…好きになりそう」などといった声が上がっている。
今回、一人二役を熱演する佐藤にインタビューを行い、自身初となる一人二役を演じる上で意識していること、それぞれの役を演じる上で参考にした身近な人物、さらに、同作のタイトル「理想ノカレシ」にちなんで理想の彼女像、理想の男性像など、話を聞いた。
――ドラマの出演が決まった際、「こんな役やってみたかった」とコメントされていましたが、具体的にどういうところに魅力を感じましたか?
年上の女性と恋愛をする作品は近年たくさんあって、僕もドラマの一視聴者として楽しく見させていただく中で、20代のうちにそういう作品をやってみたいなと思っていました。いわゆる子犬系というか、そういう雰囲気の役柄は演じてみたかったです。
――一人二役も憧れだったとコメントしていましたよね。
そうですね。俳優をやっている人は誰しも憧れるんじゃないかなと思います。一人二役っていう肩書きもカッコいいですし。神宮寺は学生の役で、学生役は20代のうちしかできないかもしれないですし、もしかしたらもうないかもと思っていたタイミングだったので、うれしかったです。
――二役それぞれどういう人物像を思い浮かべて演じ分けていましたか?
青年は、最初ちょっと不気味だなと思っていたんです。お金を貸してもらって、お礼を言いたいからって後日会社まで来て、ちょっと図々しいというか…(笑)。それでも近くにいたいなと思う小動物っぽさとか、放っておけない雰囲気とか、そういうところをすごく意識しています。
ピュアな青年だと思ったので、お金はなくても靴が少し汚れているとかだけにして、服装のバランスも監督と相談しました。神宮寺の場合は、少女漫画に出てくるような、みんなの憧れみたいなものを自分が体現したいなと思って、ビジュアルやしぐさを意識してみました。