内藤秀一郎と瀬戸利樹がW主演を務めるドラマ『先輩、断じて恋では!』が、MBSの深夜ドラマ枠「ドラマシャワー」にて6月16日(木)より放送開始。晴川シンタの同名BL漫画が原作で、カリスマでチャラめな先輩・柳瀬(内藤)と新人のツンデレ後輩・金田(瀬戸)が織り成す、ドキドキが止まらない照れキュンオフィスBLコメディーとなっている。WEBザテレビジョンでは、主演の二人にインタビューを実施し、お互いの印象やドラマの見どころなどについて聞いた。
――原作や脚本を読んで、どんな印象を持ちましたか?
内藤:台本を読んだらモノローグがすごく多いし、面白くて。ラブコメなので普通に演じるだけじゃつまらないし、これをどうやって生かせばいいのかなと思いました。あと柳瀬という人間が自分に近いなという印象は受けましたね。自分の本音をあんまり話さずに、押し殺してニコニコしていたり、辛いことや悲しいこと、理不尽なことも全部笑って「わかりました」と言ったり。でも金田に対して好きということを隠しつつクールに振る舞っていたけど、金田と一度距離が離れてからは変化があって、それはかわいいなと思いました。
瀬戸:原作を読んで、まずすごく絵がキレイだな、美しいなと思って。BL作品を読むのは初めてだったのでどういうものだろうと思ったんですけど、共感できる部分もあって、でもだんだんと金田をどう演じようかということで頭にいっぱいになっていきました。共通点がなかなか見つからなかったので、ベースだけしっかり固めて、あとは自分の思うようにやったほうがいいなと割り切って。似ている部分がなかったことがスイッチの入れやすさに繋がったので、結果オーライかなと思っています。
――一番似ていないのはどこですか?
瀬戸:寡黙なところ。
内藤:ふふ、それはそうだね(笑)。
瀬戸:あとは動じないところ。憧れの人が近くにいて話しかけられてもポーカーフェイスでいるのは、僕はちょっとできないのでそれもちょっと違いますね。
――柳瀬と金田の関係性は、おふたりにはどう映りましたか?
内藤:どちらかというと柳瀬のほうがかまってちゃんでおせっかいで、僕もそういう先輩に中学のときにイラッとしたことがあって(笑)。でも柳瀬はそのおせっかいの裏側に好きという気持ちがあるのが見ていて愛らしいし、モヤモヤするし、なんかもうかわいいなと思いました。2人とも気持ちを伝えられないというのも、見ていて面白かったです(笑)。
瀬戸:いや~、じれったいですよね。“神”っていう存在じゃなかったら、こんなに遠回りしなくても済んだんだろうなって、演じているときに思っちゃったりしたんですけど(笑)。でも金田の「ツンデレ」「寡黙」、柳瀬の「先輩」「神」「カリスマ」と、ひとつひとつのレッテルがちょうどいいなと思いました。いい塩梅に武器があるなって。
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