――今作への出演が決まった時の心境を教えてください。
大平さんと遊川さんのタッグ作品には、いつも時代の流れにグッと爪を立てる骨太な要素があるので、役者として参加できるのが大変嬉しかったです。また、橋本愛さんのミステリアスな目元が役柄にピッタリと感じ、早くトラコ先生に会ってみたいと思いました。
――中村真希役を演じるにあたり、役作りなどで心がけていることはありますか?
各家庭の違いが興味深い部分ですが、中流家庭の人口が一番多いと思うので、なるべく共感されやすいよう心掛けています。上原家の保奈美さん下山家の由夏さんと母三人で会話する場面でも、工夫を続けたいです。
――トラコは「家庭の教師」ということですが、それぞれの家庭はどんな問題を抱えていて、トラコに解決してもらうのですか?
中村家には実は大した問題はないんですが、思い違いやすれ違いでちょっとズレている。その部分をトラコ先生が一風変わった手法で明らかにして、大きく家庭が変わっていく様子が爽快です。「家庭」教師の意味がよくわかります。
――トラコは、「教育方針には絶対口を出さない」「授業中は絶対覗かない」「授業の日はお宅に泊めて頂きます」の3つの条件を家庭教師を受ける条件にしていますが、ご自身のご家庭にトラコが来るとしたらどうですか?
教師を家に泊めるのは普通ならちょっとハードルが高いかなと思います。でも橋本さんなら嫌がる家庭はないはずです(笑)。
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