バッドボーイズ・佐田正樹の不良時代を注目イケメン・健太郎で映画化!
バッドボーイズ・佐田正樹の不良時代を描いた実録自伝小説・コミックス「デメキン」が、映画化され'17年冬に公開されることが分かった。
現在、人気お笑いコンビとして、バラエティー番組で活躍中の佐田は、幼少期から“デメキン”と呼ばれいじめられていたという。だがある日、「強くならなきゃ」と覚悟を決めて以降、けんか無敗の伝説を作り出し、福岡最大の暴走族「福岡連合」の総長にまで上り詰めた。そんな不良伝説は、これまでにもバラエティー番組などで披露され、話題になっている。
そんな注目作で佐田を演じるのは、「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」('16年、TBS系)や「仰げば尊し」('16年、TBS系)に出演し、高い評価を受けた若手イケメン俳優の健太郎だ。これまで数多くの作品に出演してきた健太郎だが、長編映画での主演は今作が初となり、「とにかく作品や自分が演じる佐田正樹を誰にも負けないくらい愛した、『デメキン』の以外のことは考えられない撮影期間でした」と今作に懸ける思いを明かす。
また、「本人しか分からない感情があると思うので、当時のことやそのときどんな気持ちだったのかなど、佐田さんからたくさんお話しをお聞きしました。佐田さんは当時のことをとにかく楽しそうに話してくださるので、中高生のとき本当に楽しんでいたんだろうなと感じました。だから『佐田正樹』を演じるテーマとして、楽しむことを意識しました」と入念に役作りを行ったという。
ひたすら作品に向き合ったという健太郎は、「かけがえのないスタッフ、キャストのみんなと出会えたことも大きく、大切で、大好きな作品です! 関わった全ての人のパワーと愛が詰まった作品を、多くの方に見ていただきたいです!」とコメントしている。
また、監督はさまざまなジャンルで活躍する山口義高、脚本は足立紳が担当する。
これまで語られてきた佐田の伝説が、健太郎によって実写化される今作、ストーリーも健太郎の演技にも注目したい!
原作=佐田正樹『デメキン』
監督=山口義高
脚本=足立紳
音楽=海田庄吾
製作=東映ビデオ、AMGエンタテインメント
製作プロダクション=ステアウェイ
配給=AMGエンタテインメント
<ストーリー>
幼少期からギョロとした二重まぶただったためデメキンと呼ばれ、いじめられていた佐田正樹(健太郎)は、ある日、“強くならなきゃ”と覚悟を決めて拳を握った。かつてのいじめっ子集団を返り討ちにするほど強くなり、けんかでは敵なしの存在となった。赤髪リーゼントがトレードマーク、小学校からの親友・厚成とけんかやバイクに明け暮れる日々を過ごす。中学卒業後、正樹は高校へ進学し、厚成はラーメン店で働き始める。環境は変われど人は変わらず、年上の不良に目をつけられてはひたすらけんかする日々を過ごしていた。ある日、バイク事故で死んだ憧れの暴走族の総長・真木のことを思い返していた厚成は、正樹に福岡一のチームを作ろうと持ち掛け、二人はチーム「亜鳳」を結成する。だが、次々と血気盛んな敵が待ち受けていた。