実写版「闇金ウシジマくん」シリーズ6年ぶりの新章開幕　高橋メアリージュン“犀原茜”が主人公の『闇金サイハラさん』放送決定

法外な金利で金貸しをする闇金融業者と債務者たちの人間模様や社会の闇を描く漫画「闇金ウシジマくん」の6年ぶりの実写版シリーズ新章として、9月20日(火)より高橋メアリージュン演じる闇金・犀原茜が主人公のドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」(毎週火曜深夜1:28ほか、TBSほか)の放送が決定。また、9月13日(火)からdTV、Netflixにて先行配信がスタートすることも発表された。6年ぶりに犀原を演じるにあたり、高橋は「話が出たときは本当にうれしかったです。変わらないこと、今までの犀原茜がブレない、ということがすごく大事だと思いました」とコメントを寄せた。

「闇金ウシジマくん」は、2010年に山田孝之主演でTVドラマにて実写化され、その後映画、スピンオフ作品も含めると10タイトル、約6年にわたって続いた人気シリーズ。山田演じる闇金・丑嶋馨とその仲間、彼らに金を借り闇に堕ちていく人間たちの姿を、時にコミカルに、時にハードに描き、禁断のテーマに挑んだ作品として幅広い層から支持を集めた。2016年には、映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」として劇場公開され、終止符が打たれていた。

今回の主人公は丑嶋の“最大の宿敵”

そんな「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」から6年。「闇金ウシジマくん」と、丑嶋の宿敵・滑皮を主人公とした「闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん」の2作品が原作の新ドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」が放送される。

主人公は映画Part2から登場し、狂気に満ちた取り立てで視聴者を震え上がらせた、丑嶋の最大の宿敵・犀原(高橋)。2014年、映画Part2に実写版オリジナルキャラクターとして登場後、強烈な個性で話題を集め、その後シリーズに欠かせない存在に。

今作では非合法な金貸しとして生きる犀原がアウトローゆえにヤクザたちにつけこまれ、理不尽な要求を受けながらも裏社会で生き抜く様が描かれる。

若手俳優・宮世琉弥も新たに参戦

また、犀原率いる闇金「ライノーローン」のメンバーに新しく加わる硲悠斗役として、宮世琉弥の出演も決定。役者志望で、ひょんなことから犀原の手下となりアウトローの金融屋として働くことになった硲は、極悪非道な犀原や彼女を取り巻くヤクザたちに怯え、金に人生を狂わされる債務者たちの姿に戸惑いながらも、裏社会に染まっていく。

さらに、犀原の右腕である村井役にはマキタスポーツが続投。犀原のドSな仕打ちに対しても喜びを感じるドMな村井だが、今作でも犀原に対する異常なまでの忠誠心で、一番の理解者として彼女を守るために活躍する。

なお、今作の企画・プロデュースを手掛け、監督を務めるのは実写版「闇金ウシジマくん」シリーズ生みの親である山口雅俊氏。地位や金、欲望に支配される人間の弱さやはかなさを、恐怖と絶望、悲哀とたっぷりのユーモアを交えて描く。