1話では、ソクチュの手術が決まった日にイハンが「俺とお前とソクチュと母と、4人で幸せに暮らそう」と婚約指輪を贈り、2人が幸せいっぱいのキスを交わすシーンが描かれた。
その後、ソクチュの死と4年の空白を経て、検事であるソギョンの前に突如“弁護士”として現れたイハンに、ソギョンは戸惑いを隠せない。だが復讐に心を燃やすイハンはソギョンに対しても表情を変えず「何を考えているか、検事に話す必要が?」と冷たく答えるだけ。一度は愛したイハンを信じたいというソギョンの思いは、その冷たい態度によって打ち砕かれてしまった。
しかし、4話ではイハンがほんの少し心を開く場面も。「なぜ弁護士になったの?ソクチュを死なせたと認めたくせに」と責めるソギョンに、初めは「儲かるからだ」と冷たく答えたイハンだったが、最終的にソクチュの死に裏があると認めるような態度も見せた。
手の内を明かすことで復讐が不利になる可能性もあり、さらにソギョンの上司はかつての不正手術にかかわった人物。それでも、ソギョンにだけは本当のことを知ってほしい、自分を信じてほしいというイハンの願いがにじむ。愛か、復讐か。イハン役・ジソブとソギョン役・スヒャンの表情や間の取り方からは、目を離すことのできないほどの緊張感が漂う。
5話予告では、「ソクチュは殺されたんだ」と明かしたイハンにソギョンが「バカ言わないで!今更そんな話を信じろと?」と食って掛かる場面も。引き裂かれてしまった2人の関係性が今後どう変化していくのかは、本作の見どころの一つだ。