7月11日(月)にスタートする坂口健太郎、杏のW主演ドラマ「競争の番人」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に小日向文世が出演する。さらに、黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香のキャストが発表された。
坂口は初主演、杏は7年ぶりに主演を務める同ドラマは、坂口演じる小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まる。経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせ、「競争の番人」として談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。
小日向文世が演じる“藤堂清正”の役どころ
小日向が演じるのは、建設会社と黒いうわさがささやかれている国土交通省の事務次官・藤堂清正(とうどう・きよまさ)。小勝負は、過去に、藤堂と因縁があるようで、一方的に藤堂に対して特別な思いを抱いている。“ダイロク”にとって、小勝負にとって最大の敵となる。小日向は、月9ドラマには「HERO」シリーズ(2001年、2014年)にレギュラー出演。さらに、「太陽と海の教室」(2008年)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年)、「コンフィデンスマンJP」(2018年)、「イチケイのカラス」(2021年)などに出演。
黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香の役どころ
黒羽が演じるのは、白熊の彼氏であり、刑事の大森徹也(おおもり・てつや)。大森は、白熊が公取委に異動になるきっかけの事件を一緒に捜査していた。刑事に戻るために公取委で成果を出さなければならないと意気込む白熊ことを心配している。黒羽は、月9ドラマ「SUITS/スーツ2」第6話(2020年)へのゲスト出演以来、約2年ぶりの連続ドラマへの出演。また、レギュラー出演は初。
大西が演じるのは、検察官・緑川瑛子(みどりかわ・えいこ)。検察庁から公取委に出向してきている緑川は、小勝負らと一緒に企業の不正を暴くために協力してくれる存在。小勝負とは東大時代の同期で、学生時代から天才だった小勝負のことを知っているが、それ故に、なぜ小勝負が公取委にいるのか疑問に感じている。大西は、月9ドラマへの出演は今作が初。
石川が演じるのは、デジタル解析チーム・DFTに所属する紺野守里(こんの・まもり)。企業が不正にデータを隠したり、破損させた際に、データの復元などを行う。企業があの手この手を使って隠そうとするデータを復元することができる守里は“ダイロク”にとって重要な存在。
第1話あらすじ
刑事としてとある事件の犯人を追う白熊(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負(坂口)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。
刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り公取委の仕事を教える気など一切ない様子。そんな中で、二人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。調査の中で、自由奔放(ほんぽう)に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな二人は、調査中に警察に追われる立場になる。