Hey! Say! JUMPの山田涼介が、6月25日に都内で行われた映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」(公開中)の公開記念舞台あいさつに、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、水石亜飛夢、栗山千明、内野聖陽、曽利文彦監督と共に登壇した。
同作は、荒川弘による同名コミックの実写化で、錬金術が存在する架空の世界を舞台にしたダーク・ファンタジー。幼い頃に亡くした母親をよみがえらせるため禁忌とされる人体錬成を行い、身体を失ったエドワード(山田)とアルフォンス(水石)兄弟が、失われた身体を取り戻そうとする物語の最終章を描いた前後編二部作の後編となる。
山田涼介がSNSに投稿された言葉に感激「何よりうれしいです」
登壇した山田はSNSに投稿された「『鋼の錬金術師』に誠実だった」という感想を受け「その言葉は演者もそうですし、何より監督が一番うれしいんじゃないかと思います。やっぱり実写化というものはいろんなリスクを伴うものですし、僕らも監督もそれぞれの立場でそれを背負ってやらせてもらっています。だからこそ、そういうふうに言っていただけるのは何よりうれしいです」と告白。
また、撮影を振り返り「現場には常に漫画が最終巻まで置いてあって『このシーンは原作がこうだから、振りやポーズの角度もそろえよう!』って、(キャストの)皆さんそれぞれがやられていました」とこだわりを明かした。
山田涼介の回答に「(答えとして)弱いです!もう1個だけ」と追及する本田翼
イベントでは山田がMCを務めるトークコーナーを実施。「最後だから言える山田涼介に直してほしいこと」を登壇者が発表することに。ディーンや本郷が「ぶっちゃけ、ない!」と答える中、本田が「何でもこなせるところが嫌です!」と言い切り、笑いを誘う一幕も。
さらに、本田が山田に「聞きたいんですけど、何ができないんですか?」と質問。急な展開に山田が「高い所は苦手です」と回答するも、本田は「(答えとして)弱いです!もう1個だけ」と追及。山田は困惑しながらも「役とかで与えられるミッションも、努力をして乗り越えるのはみんな同じじゃないですか。だから、ベースとして僕は何もできなくて、ちゃんとそこに対してアプローチをしているだけ」と答えると、本郷が「そういう謙虚さもすばらしい…」と感心しきりだった。
◆取材・文=原田健
幻冬舎
発売日: 2022/05/20
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