日向坂46の佐々木久美が6月30日、都内にて開催された日向坂46ドキュメンタリー映画「希望と絶望」の完成披露上映会に、加藤史帆、齊藤京子、富田鈴花、松田好花と共に出席。3期生・上村ひなのの成長に、親心にも似た思いを抱いたことを明かした。
同作は、アイドルグループ・日向坂46にとって2作目となるドキュメンタリー映画で、グループが目標としていた東京ドームでのライブ開催までの道のりに密着。コロナ禍による活動の制限、メンバーの相次ぐ離脱など、さまざまな困難を乗り越え、夢のステージへと走り続けた彼女たちの知られざる2年間を伝える。
映画の上映直後の会場にメンバーと共に登壇した佐々木は、観客に向けて「ここにいる皆さんが“おひさま(日向坂46ファンの総称)”の中で世界最速で見てくださった方なので、今日は記念日です！」と呼び掛けた。
また、映画を見て印象に残った場面を聞かれると、グループの念願であった東京ドームでのライブを挙げる。「私たちって会場の外を見ることがない。自分たちはずっと室内にいるので、周りがどういうふうになっているのか、おひさまがいらっしゃってくれているのか分からないままステージに立つんです」と告白。
続けて「映画で初めて、東京ドームの外の様子が映し出された時に『こんなにたくさんの方が私たちを見るためだけに集まってくださったんだ』とそこで初めて実感できたので、そのシーンが印象に残っていますね」と明かした。
さらに、映画を見て改めて気になったメンバーはいるかという質問に、佐々木は「上村ひなの。前作(のドキュメンタリー)『3年目のデビュー』の時は『自分がもっと頑張らなきゃ』みたいな感じで(インタビューに)答えていたんですけど、今回は『グループにとって必要なこと』とか『こういうグループになりたいです』って、グループのことを考えるようになっていて、ひなのもすごい成長しているんだなと思って、胸がきゅっとなりました」と上村の成長を実感したのだという。
「親心というか(笑)。ひなのの成長を感じられた点があったのが私はすごく心に残っていますね」としみじみと語っていた。
◆取材・文＝山田健史
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発売日： 2022/06/24
