また、物語について、町田は「訓練生として始まるので、できないところから成長していくという部分を意識しながら演じています」とコメント。北村は「キャラクターが本当に一人ずつ面白くできていて、誰がどうというよりも全員のバランスが絶妙。回を追うごとにめちゃくちゃかっこよくなってくる、ぞれぞれのキャラクターの成長過程が魅力です」とアピールした。
撮影は自衛隊の駐屯地内でも行われており、町田は「(自衛隊の方は)皆さん一体感があるなと感じました。一人一人がちゃんと一人一人を見ている関係性が本当にすてきだなと思ったので、僕たちも時間が経つにつれてそうなっていけばいいなと思います」と、さらなるチームワークの向上を目標として挙げた。
佐野は「自衛隊の方々って、お堅いイメージだったり厳しかったり、ときには冷徹というイメージがあったんですけど、実際はすごく気さくに僕たちに協力してくださっていて、すごくすてきな環境でやらせていただけているなと、日々実感しています」と印象の変化を告白。
白石は「女性の自衛官の方から、敬礼や所作、声の出し方も教えていただきました。撮影中、(実際の)女性自衛官の方もたくさんお見かけしたので、そういうところもドラマを通じて知っていただけたらうれしいなと思います」と話した。
そして、北村は「どれくらい過酷な練習をしているのかを間近で見られて、普段、自分たちは守られていることに気づかないですが、子を守る親のように、すごく国のこと国民のことを考えて、誇りを持って仕事をしているんだなと、その志に感心しました。そういう部分をドラマにいろいろと入れていければと思います」と意気込んだ。
最後に、町田はこの作品の見どころとして、「夏に本当にぴったりなドラマになっています。今、世の中の皆さんは、何かに立ち向かったり進みたいなというエネルギーや熱を溜めている状態だと思うんですね。僕たちもそういう状態からドラマがスタートして、それを爆発させてみんなで一緒にやっていく姿は暑苦しいとは思うんですけど、逆に涼やかに、そして、それを見たときに自分も何かやってみようかなという、そういうエネルギーに変換していただけるのであれば、やっている意義があるなと思いますし、そういう作品になっていると思います。僕らはこういうドラマを届けたいんだというのを全部初回にのっけて、みんなで熱を込めて作り上げましたので、ぜひ皆さんご覧ください」と語り、締めくくった。