連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)で、“爽やかイケメン”として人気を博す綿引正義(竜星涼)。綿引は失踪したみね子(有村架純)の父・実(沢村一樹)の行方を捜している警察官で、みね子の暮らす寮にも度々足を運び、女子工員たちをとりこにしてしまう男性だ。
そんな綿引を演じる竜星にインタビューを行い、「朝ドラ」出演の感想や撮影現場での様子を聞いた。
──出演が決まった時の気持ちを教えてください。
率直に、うれしかったです。今は亡き祖母が唯一見ていたのが、「朝ドラ」でした。もう少し早く出演できていたら、その姿を見せられたのにとも思いますが、天国から見守ってくれていると思いますね。
──「朝ドラ」へのこだわりはあったのですか?
そうですね。オーディションを受けたのは(今回で)3回目です。“早寝早起きの方たちでも見るテレビドラマ”というのは特別なものだと思いますので、「出てみたい」と思っていました。
──綿引は訛っていますが、方言のせりふは苦労しましたか?
綿引は、東京の人に囲まれて仕事をしている時には標準語に近い話し方で、みね子たち同郷の人に会うとポロッと訛りが出るんです。そういうさじ加減が難しかったですね。
僕の母は山形県出身なんですけど、仕事をしている時だったり買い物に出掛けている時には全く訛らないのに、家に2人でいる時にはだいぶ訛っているんです(笑)。そういうのが参考になりました。
綿引は誠実な警察官ですから、せりふを話すテンポをゆっくりにして、一言ずつはっきり話すようにしています。
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