コスチュームアイテムが続々とそろい、最終話へ
現代へと戻って来たカマラだが、そこではクランデスティンの次元と現世界を隔てるヌールのヴェールが開こうとしていた。第4話で明かされていたとおり、ヴェールが裂けると現世界が侵食されてしまう。
しかし、ナジマの仲間の一人がヴェールをくぐろうとするが、白骨化。続いてくぐろうとするナジマに、カマラは息子・カムランがいることを訴える。ダメージ・コントロール局からの脱出時に、カムランのことを見捨てたナジマ。カマラの「戻ればいい!」という必死の訴えに、心が動いたナジマは、カムランのいる現世界を守るために、自らを犠牲にしてヴェールを閉じた。
カマラのパワーは、母・ムニーバの知るところとなったが、それによって、祖母、母、カマラと3世代の絆が深まった。曾祖母アイシャがつないだ家族の愛が胸を打った。これが、カマラのヒーローとしての存在の証となるのだろう。
全6話のうち、第4・5話でじっくりとルーツについて描かれた。今回放送された最終回直前となる第5話は、アメリカやパキスタンでTwitterのトレンド入りする反響に。
最終話ではカマラに何が待ち構えているのか。ナジマが白骨化したとき、アメリカにいるカムランにパワーが宿る様子が描かれたのも気になるところ。
“ミズ・マーベル”としてのコスチュームのアイテムもそろってきた。バングルのほか、第3話でブルーノから渡されたアイマスク、第4話でレッド・ダガーズのワリードからもらった青い布のベスト、第5話ではレッド・ダガーズのカリームが身につけていた赤いスカーフ。キービジュアルで明かされている姿に近づきつつある。
ドラマの結末は、すでにカマラの登場が告知されている2023年公開の映画「ザ・マーベルズ」へもつながるはずだ。
ヴィレッジブックス
発売日: 2017/09/28