久しぶりのグラビア撮影「やっぱり楽しい!」
――ドラマ出演の他に、グラビアの仕事も決まったということですが。
はい。グラビアのお仕事は高校生の頃からやっていたのですが、今回久しぶりにお話をいただきました。カメラの前で表情を作ったりするという意味では演技のお仕事と似ているのかなと思います。撮影した感想は「やっぱり楽しい!」でした(笑)。
――どんなシチュエーションで撮影したんですか?
ロケの場所にニワトリがいたので、ニワトリと一緒に撮ったりもしました。意外とあったかくて、フワフワでした。ワンちゃんとも一緒に撮ったので、今までにない組み合わせのグラビアがお見せできるんじゃないかなと思います。
スタッフさんから「大人っぽくなった」と言っていただけたのもうれしかったです。10代の頃には出せなかった表情が20代になって出せるようになった気がしますし、撮っていただいた写真を見たら、自分じゃないみたいなすてきな写真がいっぱいで、自分でも“変わったな”と思いました。
10代の頃より10キロぐらい痩せたんです。ちょっとスタイルが良くなったかな。くびれもできたりしたので、体のラインを見てもらいたいですね。
――グラビアの仕事で今後やってみたいことは?
ニワトリがかわいかったので、また共演してみたいですね(笑)。あと、「彼女、お借りします」の撮影では海に行ったんですけど、海の中には入れなかったので、グラビアのお仕事で入ってみたいです。スイカ割りとか花火とか、夏っぽいシチュエーションもいいなと思います。
X21メンバーは「今でもみんな仲間で家族みたいな存在」
――「全日本国民的美少女コンテスト」から10年。これまでにいろんな活動をされてきましたね。
はい、X21というアイドルグループで活動させていただけたことはすごくいい経験でした。そこから芸能活動が始まった感じですし、大きな存在です。毎日、レッスンやリハーサル、歌の収録、撮影という感じで、土日はリリースイベントなどもありましたし、休みがなかったんですけど、普通ならできない経験をさせてもらってありがたいなって気持ちです。
――同世代のメンバーなので学校の部活みたいな感じだったのかなって。
まさに部活という感覚でした(笑)。学校終わりにみんなでレッスンに行って、歌やダンスを教わって、それについて話し合ったり。もちろん、大変だったんですけど、“楽しい”という気持ちの方がいつも勝っていましたし、今でも夢に出てきます。みんなとレッスンしていた風景がふとよみがえったりする時もあって、「ちょっと心残りがあったのかなぁ」なんて思ったりも(笑)。同世代の子たち、みんなで切磋琢磨できました。今でもみんな仲間で家族みたいな存在です。
――X21での活動が今の活動に生かされている部分も多いのでは?
基礎となることをX21で学んだので、すごく生かされています。最初の頃、アイドルは歌って踊るというイメージだったんですけど、音楽活動以外にもバラエティー番組にも出させていただいたりしました。イベントで会うファンの方や、マネージャーさん、取材でお会いする方、大人の方とお話しする経験が多かったことも、今につながっています。
――グループでの活動の中で、それぞれが個性を磨いたりする機会もあったのでは?
私の場合、「ゴミくずちゃん可愛い」(2018年)という舞台の主演をさせていただいたことが大きかったです。舞台経験もあまりない私に主演のお話を頂いて、最初は「え? 私にできるのかな…」と不安でしたけど、チャンスだと思って頑張りました。その舞台は自分にとって大きな成長につながりましたし、演技が楽しい、お客さんの前で演じるのが楽しい、女優になりたい!と。自信にもなりましたし、背中を押してもらった感じもしています。