Amazon制作の婚活リアリティー番組「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2(毎週木曜夜10:00、Prime Video)のエピソード1〜3が7月7日に一挙配信された。総勢17名の参加者が自身の魅力を全力アピールする中、ファーストローズを受け取った男性の行動がMC陣や視聴者から賛否を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
「バチェラー・ジャパン」の“男女逆転版”としてスタートした本シリーズは、才色兼備のバチェロレッテ(=独身女性)が、多数の男性候補者の中から未来の結婚相手を選び抜くまでを追う番組。
2020年10月より配信の前シーズンでは、初代バチェロレッテ・福田萌子を巡り、“杉ちゃん”の愛称で視聴者に親しまれた画家の杉田陽平や、後に4代目バチェラーとなった黄皓などが恋の火花を散らしたが、最終的に誰も選ばれないという衝撃の結末を迎えた。
今度こそ、ファイナルローズは誰かの手に渡るのか。そんな期待と共に幕を開けたシーズン2のバチェロレッテは、カリスマ経営者の尾崎美紀。大学卒業と同時に起業し、コスメブランドと美容メディア運営を行う会社を設立。わずか2年で年商15億円を達成し、世界的な経済誌であるForbes誌が発表した「Forbes 30 Under 30 Asia」(「Retail & Ecommerce 2020」部門選出)で、アジアを代表する“世界を変える30歳未満の30名”の起業家として選出された。
誰もが憧れる完璧な女性だが、会社のトップであるが故に強がる癖がつき、弱みを周りに見せられないことが悩みだという。そんな彼女の旅のテーマは「鎧を脱ぐ」。仕事に情熱を持っていて、かつ素の自分を見せ合える相手を探すために、尾崎は最初の舞台であるタイの古都チェンマイに降り立った。スタジオではシーズン1から引き続き、ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之、タレントのSHELLYが一連の様子を見守る。
エピソード1では、ピンクの華やかなドレスに身を包んだ尾崎の前に、職業も年齢も容姿も異なる17名の男性参加者がやってくる。いきなり尾崎をお姫様だっこするパーソナルトレーナー、創作ダンスで愛を表現するダンサー、法螺貝を吹き始める劇団員など、特技や職業を活かした方法で自身を印象づける参加者たち。
カクテルパーティーでも、我先にと言わんばかりに尾崎との積極的な接触を試みる者が多い中、最年長のデザイナー・阿部大輔は、時間のほとんどを尾崎にプレゼントする靴の刺繍に勤しんでいた。
しかし刺繡が完成した瞬間、第一印象で最も好印象だった人に贈られるファーストローズの相手が決定。選ばれたのは、プロバスケ選手・佐藤マクファーレン優樹。多くの参加者が必死で自己アピールする中、彼は手作りチョコや愛犬の話で尾崎の緊張感をほぐし、余裕のある一面を見せつけた。そんなジェントルな一面に尾崎も大いに癒され、自然に「もっと知りたい」と心惹かれたようだ。
一方、他の参加者との差異をつけたいあまりに奇抜な行動に走ってしまった参加者や、尾崎と話す時間を十分に得られず印象を残せなかった参加者の計3名が脱落。特にSNS等で公開されたプロフィール映像や事前アンケートで、密かに人気を集めていた会社経営者の早瀬恭が脱落したことは視聴者に衝撃を与えた。予想できない展開が待ち受ける、なぜならリアリティーショーだから。
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