7月20日(水)スタートのドラマ「家庭教師のトラコ」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の完成披露試写会と記者会見が7月9日に都内で行われ、主演を務める橋本愛、共演の中村蒼、美村里江、板谷由夏、鈴木保奈美が登壇した。
同ドラマは、橋本演じる根津寅子(ねづ・とらこ、通称トラコ)が、それぞれの問題を抱えた3つの家庭を教師する“個別指導式ヒューマンドラマ”。「自分の子供を志望校に合格させたい」という切実な願いを持つ、年齢や生活レベルの違う3人の母親と、それぞれに深刻な問題を抱えた子供たちを、トラコが授業によって救っていく。
脚本は遊川和彦、プロデューサーは大平太が担当し、「家政婦のミタ」(2011年、日本テレビ系)コンビが新たに「合格率100%を誇る謎の家庭教師」を描く。
“コスプレ好き”のトラコは「トラコさんの内側がコロコロと変わるような感じがある」
第1話の試写が行われた後、橋本ら登壇者が涼しげな浴衣姿で登場。1話の感想を聞かれた橋本は「すごく吸引力があるお話だなと感じました。それは、トラコが本当は何を考えているのか分からないといった謎めいたところがあるからだと思いますし、だからこそ、トラコが何のために家庭教師をしているのかを知りたくなる物語です」と、自身が演じるトラコのミステリアスさに言及した。
また、トラコが“コスプレ好き”のキャラクターということで、1話からたくさんのコスプレシーンが出てくることについて「楽しくやらせていただいています。扮装を変えることで、演じているトラコさん自身の内側がコロコロと変わるような感じがあって。衣装もカラフルで楽しいです」と笑顔を見せた。
トラコの幼なじみであり、パートナーの福田福多を演じる中村は「親子の関係は、すごく突き刺さる部分がありますね。考えさせられることも多いので、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるドラマだと思います」と、作品への自信をのぞかせる。また、トラコとの関係性が発展していくのかという質問には、「(発展は)あります!(笑)」と即答。続けて「福多がご飯を作ってあげたり、洗濯をしてあげたりするのにはもちろん理由があるので、そこも楽しみにしていただけたらと思います」とアピールした。